のべ600名以上・累計5,000冊以上の出版を支援してきた石黒秀樹が解説します。
Kindleで小説を出してみたいけれど、「何から始めればいいのか分からない」と感じている方は多いと思います。
特にKDP(Kindle Direct Publishing)は無料で使える一方で、用語や設定が多く、最初は戸惑う部分もあるでしょう。
この記事では、Kindle出版の仕組みや小説を出すときに知っておきたい基本を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
実際にKDPを使って出版した経験をもとに、「知っておくと安心なポイント」や「落とし穴になりやすい注意点」もあわせて紹介します。
▶ 初心者がまず押さえておきたい「基礎からのステップ」はこちらからチェックできます:
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Kindle出版で小説を出す前に知っておくべき基本
Kindle出版は誰でも始められますが、最低限のルールや仕組みを理解しておくことが成功の第一歩です。
ここでは、KDPの概要から出版の全体像、電子書籍と紙書籍(ペーパーバック)の違いを整理して解説します。
Kindle出版(KDP)とは?初心者でも無料で使える仕組み
Kindle出版とは、Amazonが提供する「KDP(Kindle Direct Publishing)」というサービスを使って、個人でも電子書籍を販売できる仕組みのことです。
アカウント登録は無料で、特別な出版契約や初期費用は不要です。
Wordやテキストデータなど、自分で用意した原稿をアップロードすれば、最短で24〜72時間ほどでAmazonのKindleストアに公開されます(審査時間は変動あり)。
私自身、初めてKDPを使ったときは、想像以上にスムーズに公開できて驚きました。
ただし、KDPにはガイドラインがあり、過度に刺激的な表現や他者の著作物の無断使用などは禁止されています。
ここを確認せずに進めると、出版拒否や削除の対象になる場合もあるため、公式ヘルプの内容を一度チェックしておくのがおすすめです。
KDPで小説を出版する流れの全体像
小説をKindle出版する際の流れは、以下のようにシンプルです。
1. KDPアカウントを作成する
2. 原稿と表紙データを用意する
3. 書籍情報(タイトル、著者名、紹介文、カテゴリなど)を入力する
4. 価格を設定し、販売地域を選択する
5. 審査を経てAmazonストアに公開される
この5ステップさえ押さえれば、誰でも出版が可能です。
ただし、実務上は「原稿の整形」と「表紙サイズの設定」でつまずく人が多い印象です。
たとえば、Wordで書いた原稿をそのままアップすると、段落や改行が崩れるケースがあります。
「推奨はEPUB形式です。小説はレイアウト方式として“リフロー型”が適しています(固定レイアウトは非推奨)。」
また、表紙はJPEGやTIFF形式で、推奨サイズは「縦2560px × 横1600px」前後が一般的です。
公式では細かい数値が明示されていますが、実際には端末によって見え方が異なるため、プレビュー機能で確認してから公開するのが安心です。
電子書籍とペーパーバックの違いと選び方
KDPでは、電子書籍とペーパーバック(紙書籍)の2種類を出版できます。
電子書籍は、Kindle端末やスマホアプリで読める形式で、コストがかからず手軽です。
一方のペーパーバックは、Amazonが注文ごとに印刷・発送してくれる仕組みで、在庫リスクがありません。
ただし、ペーパーバックには「24ページ以上」などの制限があり、レイアウトや表紙サイズの要件も異なります。
小説の場合は、まず電子書籍として出版し、読者の反応を見てから紙版を追加するのが現実的です。
私も最初は電子版だけにしましたが、後からペーパーバックを追加したところ、「紙でも読みたい」という声が意外と多く、販路拡大につながりました。
とはいえ、ペーパーバックの設定は少し複雑なので、最初の1冊目は電子版に集中することをおすすめします。
公式ヘルプでは、紙と電子を同時に管理する方法も説明されていますので、不明点があれば確認しておくと良いでしょう。
Kindleで小説を出版するための具体的な手順
Kindleで小説を出版する流れは、5つのステップに分けて進めるとスムーズです。
実際に私が初めて出版したときも、この順番で作業することで迷わず進めることができました。
ここからは、それぞれの手順を初心者の方にもわかりやすく説明します。
ステップ1:KDPアカウントを作成する
まず必要なのは、KDP(Kindle Direct Publishing)のアカウントです。
Amazonアカウントを持っている場合、その情報でログインして利用できます。
ただし、KDPでは出版者情報の入力や税務情報の登録が求められるため、ここで少し時間をかけるのがおすすめです。
特に税務情報の「外国TIN(納税者番号)」入力でつまずく人が多いのですが、日本在住の個人であればマイナンバーを使えば問題ありません。
登録後に「ロイヤリティ受取口座」も設定しておくと、売上が発生した際に自動で入金されます。
この部分を後回しにすると、せっかく売れた本の報酬が受け取れないケースもあるので注意しましょう。
アカウント作成と支払い設定を最初に整えておくことが、スムーズな出版の第一歩です。
ステップ2:原稿をKindle形式に整える(Word・EPUB対応)
次に、原稿をKindle用に整えます。
基本的にはWordファイル(.docx)でもアップロード可能ですが、推奨される形式はEPUBファイルです。
Wordの場合でも、目次を見出しタグ(スタイル設定)で作成しておくと、自動でKindleのナビゲーションに反映されます。
改行や段落がずれる原因は「空白」や「インデントの手動入力」です。
これらはKDPのプレビュー画面で確認し、修正してから公開しましょう。
また、小説の場合はリフロー型(読者の端末サイズに合わせて文字が自動調整される形式)が一般的です。
固定レイアウトは絵本や雑誌向けなので、誤って選択しないよう注意してください。
公式ではどちらの形式もサポートされていますが、実際の読書体験を考えるとリフロー型が圧倒的におすすめです。
ステップ3:表紙デザインの作り方と推奨サイズ
次に表紙デザインを用意します。
KDPではJPEGまたはTIFF形式でアップロードでき、推奨サイズは「縦2560px × 横1600px」です。
「電子書籍表紙はピクセル寸法(例:2,560×1,600px、縦横比1.6:1)が重要です。見え方は端末で異なるため、KDPプレビューで確認しましょう。」
初心者の方は、Canvaなどの無料ツールを使うと簡単に作成できます。
文字の配置は中央より少し上にタイトルを置くと、Kindleストア上でも見やすいです。
私自身、最初に表紙を作ったときに「文字が端に寄りすぎて切れてしまった」ことがありました。
そのため、余白をしっかり取ることを意識すると失敗が減ります。
また、表紙に使用する画像や素材は必ず著作権フリーのものを使いましょう。
KDPの審査では、権利侵害が疑われる素材が使われていると公開が止まることがあります。
ステップ4:タイトル・著者名・説明文・カテゴリ設定
出版ページでは、書籍情報の入力が求められます。
タイトルとサブタイトルは、検索結果で読者の目に最も触れる部分です。
タイトルはシンプルかつ印象的に、サブタイトルでは内容を具体的に伝えると効果的です。
著者名は本名でもペンネームでも構いません。
一度登録した後でも変更可能ですが、Amazon上の統一感を保つため、早めに決めておくのがおすすめです。
説明文(商品紹介)はSEOにも関係します。
冒頭で結論や魅力を伝え、後半であらすじや読後感を簡潔にまとめると良いでしょう。
カテゴリ設定では「文芸・小説」「現代文学」「恋愛」など、作品に合った分類を選びます。
この設定を誤ると読者に届きにくくなるため、似たジャンルの上位作品を参考にするとスムーズです。
特に説明文とカテゴリ設定は、読まれるかどうかを左右する重要な要素です。
ステップ5:販売価格とロイヤリティ設定の注意点
最後に価格とロイヤリティを設定します。
「日本向けの価格は35%ロイヤリティで下限99円、70%ロイヤリティは概ね250〜1,250円が条件です(上限や細目は公式ヘルプ要確認)。」
70%ロイヤリティを選ぶには、販売価格を250円〜1,250円の間に設定する必要があります。
また、KDPセレクト(読み放題プログラム)に登録すると、ロイヤリティとは別に「ページ単価制」の収益が発生します。
これは読まれたページ数に応じてAmazonから支払われる仕組みです。
ただし、KDPセレクトに登録すると、他の電子書籍ストアでは販売できなくなるため注意が必要です。
私の場合、最初は70%ロイヤリティで単独販売し、読者が増えてからKDPセレクトを活用しました。
公式ではどちらも選択可能ですが、自分の販売方針に合わせて使い分けるのが現実的です。
価格設定は「安さ」よりも「作品価値」を基準にすることが、長期的な信頼につながります。
小説出版でよくあるつまずきと対処法
Kindle出版を進める中で、多くの人が同じような壁にぶつかります。
特に初めての方は「KDPの仕組み」を誤解していたり、「手順を終えたら自動的に売れる」と考えてしまう傾向があります。
ここでは、私自身や他の著者が実際に経験したつまずきや誤解をもとに、対処法を具体的に解説します。
公式ヘルプだけでは分かりづらい“実務上の注意点”も交えながらお伝えします。
よくある誤解①:KDPならどんな内容でも出版できる?
「Kindleは誰でも出せる=何を書いてもいい」と思われがちですが、これは誤解です。
KDPには明確なガイドラインがあり、内容・構成・表現には一定の制約があります。
たとえば、他者の著作物の引用や転載、AI生成物をそのまま使う行為、過激・刺激的な表現などは審査で拒否されることがあります。
私も初期の頃、引用部分に出典を明記せずに提出してしまい、修正依頼を受けた経験があります。
「個人出版=自由」ではなく、「読者に安心して提供できる作品であること」が最優先です。
出版前にはKDP公式の「コンテンツガイドライン」を一度読み直しておくと安心です。
よくある誤解②:出版すれば自動的に読まれると思っている
もう一つ多いのが、「出版さえすれば自然と読まれる」と思ってしまうケースです。
実際は、Amazon内に何十万冊もの電子書籍が存在しており、公開しただけでは見つけてもらえません。
検索結果やランキングに表示されるためには、タイトル・紹介文・キーワード設定が重要になります。
公式ヘルプでは簡潔に説明されていますが、実際の現場では「SEO的な考え方」を取り入れることが必須です。
たとえば、タイトルに「Kindle小説」「恋愛短編」など読者が検索しやすい語句を自然に含めることで、クリック率が大きく変わります。
また、SNSやブログで発信することで読者との接点を増やすのも効果的です。
KDPは“公開した瞬間がスタート”だと意識しておくと良いでしょう。
よくある誤解③:Kindle出版は難しいと思い込む初心者の壁
「出版=専門知識が必要」というイメージから、一歩を踏み出せない人も多いです。
確かに最初は用語が多く、設定画面も複雑に見えます。
しかし実際には、Wordで原稿を書いて、表紙を作り、情報を入力するだけで完結します。
私も最初は不安でしたが、一冊目を出した時点で流れをつかみ、二冊目からは2時間ほどで申請できるようになりました。
KDPの強みは、失敗しても修正・再公開が簡単にできる点です。
紙の出版のように刷り直し費用がかかるわけではないので、試行錯誤を重ねながら改善していくスタイルが向いています。
「完璧を目指さないでまず出す」ことが、最初の成功につながります。
エラー・審査落ちを防ぐためのポイント(規約要確認)
KDPの審査では、自動システムと人の目によるチェックの両方が行われます。
エラーや公開保留になる主な原因は、「ファイル形式の不備」「表紙画像の比率エラー」「著作権関連の不明確さ」です。
特に多いのが、タイトルや著者名が表紙と本文内で一致していないケースです。
公式では「完全一致」を求めており、少しでも異なるとエラー扱いになることがあります。
もう一つ注意したいのが、AIツールを利用したコンテンツの扱いです。
「AI生成テキスト・画像の扱いは申告が求められる場合があります。対象範囲や申告方法は変更される可能性があるため、最新の公式ヘルプを確認してください。」
明記せずに公開した場合、審査保留や削除の対象になる可能性があります。
出版前には「ファイルの整合性」「権利関係」「AI利用有無」を必ず確認しましょう。
不確かな点がある場合は、Amazonの公式ヘルプやサポートに問い合わせるのが最も確実です。
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読まれる小説にするための工夫と運用のコツ
KDPで出版したあと、多くの著者が悩むのが「どうすれば読まれる作品になるか」です。
単に公開するだけでは、作品は埋もれてしまいます。
大切なのは、作品の魅力を正しく伝え、読者の目に届くように設計することです。
ここでは、タイトルや紹介文の作り方、カテゴリー設定、そして販売促進の仕組みまでを、実践的な視点で紹介します。
小説を「出す」だけでなく「届ける」ための工夫を意識してみましょう。
タイトル・紹介文・キーワードの設定で印象を変える
タイトルは、読者との最初の接点です。
KDPでは、検索結果やおすすめ表示にタイトルが大きく表示されるため、数文字で興味を引く工夫が必要です。
たとえば、「彼と桜の午後」よりも「春に消えた約束──桜と彼の物語」のように、情景+感情を意識すると印象が残りやすくなります。
また、紹介文(商品説明)はSEOにも影響します。
冒頭の2〜3行で物語のテーマや見どころを明確に書き、後半で読後の余韻や読者へのメッセージを添えると効果的です。
私の経験では、「抽象的なあらすじ」よりも「主人公の感情や選択」を中心に書いた方がクリック率が上がりました。
さらに、キーワード設定では「ジャンル+感情ワード」を意識しましょう。
たとえば「恋愛 小説 涙」「ファンタジー 成長」など、読者が実際に検索する語句を自然に入れることが大切です。
タイトルと紹介文、キーワードの三つを揃えることで“見つけてもらえる確率”が大きく変わります。
ジャンル選定と読者に届くカテゴリー設定のコツ
ジャンルやカテゴリーの設定は、作品の発見率を左右します。
「KDPのカテゴリー選択は仕様変更の影響を受けることがあり、現在は選択可能数や付与方法が変動する場合があります(公式ヘルプ要確認)。意図する棚に届くよう、
キーワードと一貫させて設定しましょう。」
たとえば、恋愛小説でも「現代文学」と「女性フィクション」では、表示される層がまったく異なります。
私も最初は「文芸・文学」だけを選んで埋もれてしまいましたが、「恋愛小説・短編」に変更した途端、読者数が増えた経験があります。
公式ヘルプ上ではシンプルに分類されていますが、実務的には「上位作品が多いジャンル」に入るよりも、「 niche(ニッチ)で競合が少ない」場所を選ぶ方が効果的です。
また、タイトルや紹介文の内容とカテゴリが一致していることも審査のポイントになります。
関連性が薄いカテゴリを選ぶと、審査で保留になる場合もありますので注意してください。
ジャンル選びは「読者の検索経路」を想像して設定することが鍵です。
レビュー・KDPセレクト・プロモーション活用法
読者の信頼を得るうえで、レビューは非常に重要です。
ただし、知人や自作自演によるレビュー投稿は禁止されています。
最初はレビューがなくても、KDPセレクトの「無料キャンペーン」や「Kindle Unlimited読み放題」を活用することで、自然に読まれやすくなります。
KDPセレクトに登録すると、一定期間Amazon独占になりますが、読まれたページ数に応じた報酬(KENP単価)が発生します。
私の作品も、初期は販売より「読み放題」での閲覧が中心でしたが、それがきっかけでレビューがつき、後の販売にもつながりました。
プロモーション機能の中では、「無料キャンペーン」と「タイムセール(割引)」が特に効果的です。
ただし、頻繁に行いすぎると価格信頼性が下がるため、作品リリース直後など限定的に使うと良いでしょう。
SNSやブログで告知する際も、Amazonの公式リンクを使用し、過度な宣伝文句を避けることが推奨されています。
レビューや販促は“急がず育てる”感覚で進めることが、長期的な評価につながります。
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成功事例から学ぶ:個人がKindleで小説を出した体験談
ここでは、実際にKindleで小説を出版した個人作家の体験をもとに、どのような流れで出版に至ったのか、また継続して作品を出すための工夫を紹介します。
実体験を通じて感じた「現場ならではのコツ」や「失敗しやすいポイント」も交えながら解説します。
「最初の一冊」を形にする経験が、その後の活動を大きく変えるという点を意識しながら読んでみてください。
初心者でも実現できた電子小説出版のステップ
私が初めてKindleで小説を出版したとき、最初に感じたのは「思っていたより簡単だった」ということです。
出版にかかった費用はゼロ円で、必要なのは原稿・表紙・説明文だけでした。
ただし、手順を間違えると審査で保留になるため、ひとつずつ丁寧に進めるのがポイントです。
まずはWordで原稿を整え、KDPのガイドに沿ってリフロー形式でアップロードしました。
表紙はCanvaで自作し、タイトルに世界観を感じられるよう工夫しました。
初めての公開時は、審査に48時間ほどかかりましたが、無事に「販売開始」のメールが届いたときの喜びは忘れられません。
公開後すぐに購入が入ることは少ないですが、Twitterやブログで作品紹介を投稿すると、少しずつ閲覧数が増えました。
読者からレビューをもらった瞬間、「届ける」喜びを実感できたのを覚えています。
出版はゴールではなく、スタートラインです。
一冊目を出すことで、自分の作品を客観的に見つめ直すきっかけにもなりました。
個人作家が継続して出版するための工夫
一冊出版したあと、多くの人が感じるのが「次の作品を出すまでの壁」です。
ネタ切れやモチベーションの低下、時間の確保など、続けるための課題は誰にでもあります。
私自身も2冊目を出すまでに半年以上かかりました。
継続のコツは、最初から完璧を求めないことです。
一度に長編を書こうとすると挫折しやすいため、「短編連作」や「エピソード形式」に分けて少しずつ公開する方法が有効です。
また、作品のテーマを「自分が今感じていること」や「生活の中で気づいた感情」に寄せると、無理なく筆が進みます。
公式ヘルプでは触れられていませんが、実際にはKDPで公開後に原稿を修正・再アップロードすることも可能です。
誤字や文体を直しながら作品を育てていけるのは、電子出版ならではのメリットです。
そしてもう一つ重要なのは、「ペースより継続」。
毎月1冊でなくても構いません。年に1〜2冊でも、作品を積み重ねていくことで確実に読者が増えます。
小説の世界観をブログやSNSで発信し、執筆の裏話や登場人物の話を紹介することで、ファンが自然に育っていきます。
長く続けるためには、数字よりも「楽しむ姿勢」を優先してください。
まとめ|Kindleで小説を出版するための最短ルート
ここまで、Kindleで小説を出版する流れとコツを紹介してきました。
重要なのは、「難しそう」と感じる前に小さく始めてみることです。
仕組みを理解し、正しい手順で進めれば、誰でも一冊を形にできます。
そして、出版後に工夫を重ねることで、作品は「読まれる小説」へと育っていきます。
大切なのは“完璧よりも継続”です。
基本の3ステップを押さえれば誰でも出版できる
まずは、①KDPアカウントを作る、②原稿と表紙を用意する、③価格とカテゴリを設定する──この3つのステップを丁寧にこなすことが最短ルートです。
最初の出版で不安を感じる部分は多いですが、一度体験すると流れがつかめます。
出版後に修正や更新もできるため、「試しに出してみる」感覚で問題ありません。
実際、多くの著者が最初の一冊をきっかけに継続出版を実現しています。
小さな一歩が、確実に次につながります。
内容と表現のルールを守って、安心して発信を
KDPでは、表現や内容に関するガイドラインが設けられています。
これは作品の自由を制限するためではなく、読者が安心して作品を選べるようにするためのルールです。
たとえば、著作権のある画像の使用や、過度に刺激的な描写は制限されています。
その一方で、感情や人間描写を丁寧に描く小説は歓迎されています。
私の経験上、公式のガイドラインを確認してから執筆すると、審査でのトラブルがほぼゼロになります。
特に、AI生成の文章や画像を使用する場合は、申告義務がある点に注意してください。
安心して発信するためには、「誠実な出版姿勢」がいちばんの信頼につながります。
自分の言葉で、責任を持って届ける。
それが、長く愛される作家活動の基本です。
【著者:石黒秀樹のプロフィール】
Kindle出版サポート歴5年。
これまでに、のべ600名以上の出版をサポートし、
サポートメンバー全体で累計5,000冊以上の出版実績があります。(2025年時点)
フル外注とAI活用により、初心者でも安心して出版できる再現性の高いステップをお伝えしています。
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