印税・収益化

KDPの振込日はいつ?支払いサイクルと着金までの流れを徹底解説

Kindle出版のコミュニティ運営&サポート歴5年。
のべ600名以上・累計5,000冊以上の出版を支援してきた石黒秀樹が解説します。

KDP(Kindle Direct Publishing)で書籍を販売すると、気になるのが「売上はいつ振り込まれるのか?」という点です。

初めて出版した方の多くが「そろそろ入るはずなのに…」と感じるのは自然なことです。実際、KDPの支払いは少し特殊なサイクルで動いており、「売上月末から約60日後」に支払実行というルールがあります。

この記事では、その支払いサイクルの仕組みと、振込が遅れて見える理由を、初心者にもわかりやすく解説します。公式情報に基づきつつ、著者としての実体験からの注意点や「実際こうなることが多い」というリアルな感覚も交えて説明していきます。

 

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KDPの振込はいつ?結論と検索者が最初に知りたい一点(KDP 振込日 いつ)

目次

 

KDPの振込時期は、すべての著者が最初に確認すべき重要ポイントです。

「支払いサイクル」と「着金タイミング」は混同されやすいですが、この2つを正しく理解しておくと、不安や勘違いを防げます。

特に初回支払いでは、システム上の処理や口座登録の反映などで通常より時間がかかるケースもあるため、焦らず確認していきましょう。

 

【一行で要点】売上月末から約60日後が支払実行日(KDP 支払いサイクル)

 

印税の計算方法まで整理したい場合は『KDPロイヤリティ支払いはいつ?印税の入金サイクルと注意点を徹底解説』も合わせて確認すると全体像がつかめます。

 

KDPでは、売上が確定した月の月末から約60日後に「支払実行」が行われます。

たとえば、4月の売上は6月末ごろにKDPから支払いが実行される、という流れです。

ただし、この「支払実行日」は、あくまでAmazonが送金を開始するタイミングであり、実際に口座へ振り込まれるのは数日後になる場合があります。

支払いが発生するには、EFT(銀行振込)などの支払い方法を設定し、最低支払い金額を超えていることが条件です。EFTを利用していれば、日本では最低金額の制限はなく、売上が発生すれば自動的に支払い対象になります。

このサイクルは公式で定められており、変動はほとんどありません。ただし、実際には「60日ちょうど」ではなく、週末や祝日などの影響で前後することもあるため、実際の反映は数日の誤差が生じます。

公式ヘルプでも「約60日」と表現されており、実務上もこの目安で考えるのが最も現実的です。

 

支払実行日と着金日の違い(口座反映までのタイムラグ)

 

入金が遅いと感じたときの確認ポイントは『 KDPの入金が反映されない原因とは?時期と設定を徹底解説 』が実務的です。

 

ここで混乱しやすいのが、「支払実行日」と「着金日(実際に入金される日)」の違いです。

支払実行日はAmazon側が送金を完了した日ですが、銀行の処理には時間がかかります。

多くの著者の体験では、EFTであれば支払実行から2〜5営業日後に口座反映されるケースが一般的です。

つまり、6月30日に支払いが実行された場合、7月3日〜5日あたりに実際の振込が確認できることが多いということです。

一方、初回支払い時は銀行情報の登録確認や、口座名義・銀行コードの不一致などで処理が遅れることもあります。このような場合でも、まずはKDPの「レポート」ページから支払い状況を確認し、ステータスが「支払い済み」になっているかを見てください。

もし支払い済みなのに数日経っても入金がない場合は、金融機関の営業日やシステム処理の遅延が原因であることが多いです。焦らず、数日様子を見てからサポートに問い合わせるとよいでしょう。

著者の間では「支払実行=即入金」と思い込んでしまう方も多いですが、実際はそうではありません。これはAmazonの支払いシステムが各国の銀行送金プロセスに依存しているためです。

国内銀行でも反映の早い金融機関とそうでない銀行があり、この点は著者自身が使っている銀行の処理速度によって差が出ます。

このタイムラグを知っておくだけでも、無用な不安を減らすことができます。

 

支払いスケジュールの全体像を3ステップで解説(KDP 支払いの流れ)

 

KDPの支払いサイクルは、一見シンプルに見えて、実際には「3つのステップ」で成り立っています。

売上が確定してから実際の着金までには、明確なプロセスとタイムラグがあるため、流れを把握しておくと不安がぐっと減ります。

ここでは、初心者の方にも理解しやすいように、時系列でKDPの支払いの流れを整理していきます。

 

ステップ1:売上確定と「月別ロイヤリティ」作成時期(翌月15日頃の目安)

 

まず最初のステップは「売上の確定」です。

KDPでは販売があっても即座に確定するわけではなく、返品やキャンセルを考慮したうえで、月単位で売上を締めます。

その結果がまとめられるのが「月別ロイヤリティ(Monthly Royalty Report)」です。

このレポートは翌月の15日頃に確定し、前月の販売実績・印税額を確認できます。

私の経験では、15日前後に確定することが多く、土日を挟むと1〜2日ずれることもあります。

ここで初めて「支払い対象金額」が明確になりますが、まだこの段階ではAmazon側が支払いを行う準備段階にすぎません。

公式ヘルプでも「売上月の翌月中旬に報告書が作成される」と記載されています。

このタイミングで、自分の支払い方法や口座設定に誤りがないか確認しておくと、次のステップでのトラブルを防げます。

 

ステップ2:最低支払い金額の判定(EFTは最低額なし/公式ヘルプ要確認)

 

売上が確定した後、KDPは自動的に支払い可能かどうかを判定します。

ここで基準となるのが「最低支払い金額」です。

支払い方法によってこの金額は異なり、EFT(電子資金振込)であれば最低金額の制限はありません

つまり、少額でも売上があれば支払い対象になります。

一方、

電信送金や小切手には最低支払い金額が設定される場合があります(具体額は国・通貨で異なるため公式ヘルプ要確認)。

この金額は国や通貨によって異なるため、正確な数値はKDP公式ヘルプを必ず確認しましょう。

私の経験では、EFTに切り替えておくと支払いがスムーズで、着金も早く安心です。

実際、日本の著者の多くがEFTを利用しており、KDP公式も推奨しています。

このステップで金額が基準に満たない場合、その月の支払いは次月以降に繰り越されます。

 

ステップ3:支払実行→銀行側処理→着金までの一般的な日数

 

最低支払い金額の条件を満たすと、いよいよAmazonが支払いを実行します。

支払実行のタイミングは「売上月末から約60日後」が基本です。

たとえば4月分の売上は6月末に支払い実行される、というのが典型的なスケジュールです。

ここで注意したいのが、「支払実行日」と「口座に振り込まれる日(着金日)」は別という点です。

EFTの場合、通常は支払実行から2〜5営業日ほどで着金しますが、週末や祝日を挟むと数日遅れることがあります。

私の場合、支払い通知メールが届いてから3〜4日後に入金が反映されることが多いです。

初回支払いでは口座登録の審査が再確認されるため、少し時間がかかるケースもあります。

また、銀行側の処理状況によっては、同じ日に支払われた著者でも反映日がずれることがあります。

このようなタイムラグは通常の範囲内であり、焦って問い合わせる前に数日待つのが賢明です。

どうしても遅れが長い場合は、KDPの支払いレポートで「支払い済み」と表示されているか確認し、それでも反映がない場合のみサポートへ連絡しましょう。

この3つのステップを理解しておくと、「なぜまだ入金されないのか?」という不安を冷静に判断できます。

KDPの支払いは仕組みが明確なので、スケジュールを把握しておくだけで安心して出版活動を続けられます。

 

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支払い方法別の着金目安と注意点(EFT・電信送金・小切手)

 

KDPでは複数の支払い方法を選べますが、日本で出版している著者にとってはEFT(電子資金振込)が最も実用的で、反映も早い方法です。

支払い方法によって着金までの日数やトラブルの発生リスクが異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

特に初めて出版した方は、どの方法を選んだかによって「いつ入るのか?」の感覚が大きく変わることを覚えておきましょう。

 

EFT(推奨):最短で数日〜1週間程度の口座反映(KDP EFT 何日)

 

EFT(Electronic Funds Transfer)は、銀行口座に直接振り込まれる最もシンプルな支払い方法です。

KDP公式でも推奨されており、日本国内の著者の多くがこの方法を利用しています。

売上月末から約60日後に支払実行され、そこからおおむね2〜5営業日で口座に反映されるのが一般的です。

私の経験では、通知メールが届いてから3日以内に着金することが多いです。

EFTはKDP側送金手数料が通常かかりません。銀行側の入金手数料や条件は口座により異なるため公式ヘルプ要確認

また、EFTでは最低支払い金額の設定がないため、少額の印税でも自動的に支払われます。

注意点としては、口座名義や銀行コードがKDPに登録した情報と完全に一致していないと、振込エラーになる場合があります。

登録後に銀行合併などでコードが変わった際は、速やかに修正しておきましょう。

この方法を選んでおけば、支払いスケジュールは安定し、処理の透明性も高いです。

 

電信送金:5〜10日程度の目安と金融機関側の確認ポイント

 

電信送金(Wire Transfer)は、海外送金の仕組みを使って支払いが行われる方法です。

日本の著者は通常EFTが利用可能です。電信送金の可否はアカウントの地域設定等に依存するため公式ヘルプ要確認

支払実行から着金まで5〜10営業日ほどかかるのが一般的で、銀行によってはさらに時間を要することもあります。

海外を経由する関係で、中継銀行の手数料や為替手数料が差し引かれる場合があるため、EFTと比べると受け取り金額がやや減る傾向があります。

この方法を利用する場合、銀行側で「海外送金の受け取り設定」が有効になっているかを確認しましょう。

著者仲間の中には、送金元がAmazon Digital Services LLCと表示されるため、初回に銀行が確認を求めて処理が止まったというケースもありました。

このようなトラブルを防ぐためにも、支払いが予定される月には銀行の通知設定をオンにしておくのがおすすめです。

もし10日以上経っても着金しない場合は、支払いレポートでステータスを確認し、問題がなければ銀行に照会をかけてみましょう。

 

小切手:地域差と郵送期間の上限(最大約30日)

 

小切手による支払いは、現在ではほとんど利用されていませんが、古い設定のままになっている著者も稀に見かけます。

この方法は物理的に郵送されるため、最も時間がかかります。

小切手は郵送・換金に時間を要します。

所要日数や取り扱い可否は地域・銀行で差があるため公式ヘルプ要確認

海外からの郵送になるため、郵便事情や祝日によって遅延が発生することもあります。

また、小切手は日本円で発行されないことも多く、為替手数料が高額になる点にも注意が必要です。

実務上、日本の著者がこの方法を選ぶメリットはほとんどなく、EFTへの変更が推奨されます。

KDPの支払い設定画面からいつでも切り替えできるため、まだ小切手設定のままになっている場合は、早めに変更しておきましょう。

この3つの方法のうち、日本ではEFTが圧倒的に主流です。

EFTを選択しておけば、支払いの遅延や手数料の心配もほとんどなく、安定して印税を受け取ることができます。

 

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「振込がまだ」の時に確認するチェックリスト(KDP 振込 来ない/遅い)

 

KDPでよくある質問のひとつが「支払いが来ない」「もう60日過ぎたのにまだ振り込まれない」というものです。

結論から言うと、ほとんどの場合はシステムや銀行処理のタイムラグが原因です。

焦って問い合わせる前に、まずは以下の4つのチェックポイントを順に確認してみてください。

これらを押さえるだけで、ほとんどの「支払いが遅い問題」は自己解決できます。

 

支払いレポートの「支払い済み」表示と支払日を確認(KDP 支払いレポートの見方)

 

最初に見るべきは、KDPの「レポート」ページです。

ここで「支払い済み(Paid)」と表示されていれば、Amazon側はすでに送金処理を完了しています。

支払い日(Payment Date)も併記されているため、その日付を確認しましょう。

支払いがまだ「Pending(保留中)」になっている場合は、売上金額が最低支払い額に達していないか、もしくは処理中です。

私の体験では、支払いレポートに「支払い済み」と表示された2〜5営業日後に着金するケースがほとんどでした。

レポートの場所は、KDP管理画面の「レポート」→「お支払い」から確認できます。

公式ヘルプでも「支払い済み」と表示された時点でAmazonの送金手続きは完了していると明示されています。

この段階で慌てて問い合わせる必要はありません。

 

支払い設定の見直しが必要な場合は『 Kindle出版の銀行口座登録とは?印税を受け取るための正しい設定方法を徹底解説 』で設定内容を再確認できます。

 

支払い方法・最低支払い金額・受取口座情報の再確認

 

次に確認すべきは「支払い設定」です。

EFTを選択していれば最低支払い金額の制限はありませんが、電信送金や小切手を選んでいる場合は、一定額を超えないと支払いが発生しません。

また、銀行口座情報の入力ミスがあると送金がエラーになり、支払いが保留されることがあります。

特に口座名義が全角・半角やスペースの有無で異なっていると、システムが一致しないと判断して処理が止まるケースがあります。

過去に私も、銀行名の表記ゆれ(例:「ミツイスミトモ」→「ミツイ スミトモ」)で支払いが遅れたことがありました。

登録情報を一度見直し、古い銀行コードや統合前の支店名が残っていないかも確認しておきましょう。

設定変更は「アカウント情報」→「支払い」から可能です。

 

通知メールの受信と反映までの猶予(公式ヘルプ要確認)

 

支払いが実行されると、KDPから「Your payment has been sent」という件名のメールが届きます。

このメールが届いていれば、Amazon側は送金を完了しています。

ただし、ここから銀行に反映されるまで数日かかるのが通常です。

公式ヘルプでも「送金完了後、金融機関により数営業日を要する」と明記されています。

EFTの場合は2〜5営業日ほど、電信送金では最大10営業日程度を見ておくと安心です。

また、メールが迷惑メールフォルダに入っているケースもあるため、見落としには注意しましょう。

もし通知メールが届いていない場合は、KDPアカウントのメールアドレス設定を再確認してください。

メールが来てから1週間以上経っても入金がない場合のみ、サポートへの連絡を検討して構いません。

 

銀行側要因(営業日・名義相違・受取制限など)のチェック

 

KDPの支払いは正常に実行されていても、銀行側で止まっていることがあります。

特に月末や大型連休、海外送金が絡む場合には、営業日の関係で着金が翌週にずれ込むケースが多いです。

また、銀行によっては「海外からの入金」を自動で拒否する設定が初期状態で有効になっている場合があります。

この設定があると、Amazonからの送金がエラーとして返金されることがあります。

また、個人名義とKDPアカウント名義が一致していない場合も、銀行側で一時保留になることがあります。

著者仲間の中には、夫婦で共同口座を使用していたために入金が止まってしまったケースもありました。

このような場合は、銀行の国際送金窓口に問い合わせると、数日で解決することが多いです。

もし「支払い済み」から2週間以上経過しても着金が確認できない場合は、KDPサポートと銀行の両方に連絡を入れて調査してもらうのが確実です。

 

KDPの支払いは制度的に安定しており、多くの遅延は「タイミング」と「情報のズレ」で説明できます。

落ち着いてこのチェックリストを順に確認すれば、ほとんどのケースは解消します。

慌てず、データと日付をもとに冷静に判断することが、トラブルを避ける一番のコツです。

 

事例で理解:売上から着金までのタイムライン(ケーススタディ)

 

KDPの支払いサイクルは「約60日後」という言葉で説明されることが多いですが、実際にはどのようなスケジュールで動くのか、具体例で見たほうがわかりやすいです。

ここでは、私自身の実際の経験をもとに、売上から口座入金までのリアルな流れを紹介します。

このタイムラインを知っておくと、「今どの段階なのか」を冷静に判断できるようになります。

 

例:4月売上→6月末支払実行→7月初旬に口座反映の流れ

 

たとえば、4月にKindle本が売れた場合、その売上は4月末で締められます。

その後、KDPでは翌月(5月)の15日前後に「月別ロイヤリティ」が確定し、支払い対象金額が確定します。

実際の支払実行は売上月末から約60日後、つまり6月末前後に行われます。

KDPからの支払い通知メール(Payment Sent)が届くのは、6月28日〜30日あたりが多い印象です。

その後、EFTの場合は2〜5営業日後に口座に反映されます。

実際、私の口座では7月3日〜5日ごろに入金されることがほとんどです。

この流れをまとめると、

* 4月:売上発生
* 5月中旬:月別ロイヤリティ確定
* 6月末:支払実行(通知メール)
* 7月初旬:着金確認

という形になります。

このスケジュールを知っておくと、「まだ入金がない」という不安が少なくなります。

支払いが遅れているように見えても、実際はこのタイムラグの範囲内にあることが多いのです。

 

月末・連休・土日が絡む場合の反映遅延パターン

 

KDPの支払実行日は基本的に月末付近ですが、ここで気をつけたいのが「銀行営業日とのズレ」です。

たとえば、月末が金曜日や祝日と重なると、実際の着金は翌週の月曜や火曜になるケースがあります。

特に7月や5月のように連休が多い時期は、海外送金の処理が滞ることもあり、1週間ほどずれ込むこともあります。

著者仲間の中には、「通知メールが届いたのに、1週間以上入らない」と焦って問い合わせたケースもありましたが、結局は連休明けにまとめて入金されたということが多いです。

また、銀行によっては「送金データは受け取っているが処理が営業日にしか行われない」という仕組みを採用しているところもあります。

この場合、支払実行が土曜日であっても、実際の反映は翌週月曜日になります。

つまり、支払実行日が月末の週末や祝日に当たった場合、着金は翌月最初の平日と考えておくのが安全です。

KDPの支払いは正確にスケジュールどおり処理されるため、慌てず日付と営業日を照らし合わせて確認すれば、ほとんどの遅延は説明できます。

この点を理解しておくことで、「支払いが遅い」と感じた時も、冷静に判断できるようになります。

 

よくある誤解とつまずきポイントの整理(KDP よくある質問)

 

KDPの支払いはシンプルなルールで動いていますが、初めて出版した人ほど誤解しやすい点があります。

特に「支払実行=即入金」だと思い込んでしまうケースや、海外マーケットの売上をどの通貨で受け取るかなど、細かい仕様で混乱する人が多いです。

ここでは、初心者がつまずきやすい2つの代表的な誤解を整理しておきましょう。

 

「支払実行=即入金」ではない(反映は数日かかる)

 

もっとも多い誤解が、「支払い実行された=もう入金されているはず」という思い込みです。

KDPの支払実行日は、あくまでAmazon側が送金処理を開始した日です。

実際の入金は、その後銀行側の処理が完了してからになります。

EFTの場合、支払実行から2〜5営業日ほどで口座に反映されるのが一般的です。

銀行の営業時間やシステム更新のタイミングによっては、さらに数日かかることもあります。

著者の中には、金曜日に支払いが実行され、翌週の火曜に入金が反映されたという人も少なくありません。

つまり、「支払実行」と「着金」は同日ではないことを前提にスケジュールを考える必要があります。

また、初回支払い時はKDPアカウントと銀行口座の認証が行われるため、2回目以降よりも処理が遅くなる傾向があります。

実務上は、通知メールの到着日から1週間以内に入金されていれば正常と考えてよいでしょう。

支払日が過ぎてもすぐに焦らず、営業日ベースで数日待つのが賢明です。

 

マーケットプレイス別の扱いと通貨の違い(必要時のみ補足/公式ヘルプ要確認)

 

もうひとつ見落とされがちなポイントが、KDPではマーケットプレイスごとに売上・支払いが管理されているということです。

日本(Amazon.co.jp)での販売分は円建てで処理されますが、米国や英国など他国のAmazonで販売があった場合、それぞれの通貨で支払いが行われます。

この場合、為替レートの変動により、日本の口座に着金する金額が前後することがあります。

ただし、KDPの支払いはマーケットプレイス/通貨単位で管理されます。受取口座設定の単位や為替処理は仕様に従うため公式ヘルプ要確認

とはいえ、どの国の通貨で支払われるか、どのタイミングで換算されるかはAmazonの内部処理に依存しているため、詳細は公式ヘルプで最新情報を確認するのが確実です。

私自身も、米国の販売分が日本口座に振り込まれる際、数円単位で差が出ることを経験しています。

これは正常な範囲であり、為替変動による自然な誤差です。

海外マーケットでの売上が増えてきた場合は、定期的に支払い設定画面を確認し、必要に応じて通貨や受け取り方法を見直すのがおすすめです。

KDPの支払い仕様は国際的に統一されていますが、反映日や換算タイミングは金融機関によっても微妙に異なります。

不明点がある場合は、「KDP 支払いサイクル」「マーケットプレイス別支払い」で公式ヘルプを参照するのが一番安全です。

 

KDPの支払いに関する誤解は、ほとんどが「タイミングの違い」と「通貨の扱い」に起因しています。

これらを理解しておくだけで、支払い時の不安や混乱をかなり減らすことができます。

正しい知識を持ち、公式情報を定期的にチェックすることが、長期的に安定した出版活動を続けるための第一歩です。

 

補足:ペーパーバックの支払いに触れる最小限の注意点

 

KDPでは電子書籍(Kindle本)だけでなく、ペーパーバック(紙書籍)の出版も可能です。

ただし、支払いサイクルは基本的に電子書籍と同じ「売上月末から約60日後」ですが、流通経路の違いにより着金のタイミングに若干のズレが生じることがあります。

これは、印刷や配送、外部書店への販売データ反映が関係しており、内部処理が1〜2週間ほど遅れる場合があるためです。

 

紙書籍は手数や外部流通の関係で時期差が出る場合がある(公式ヘルプ要確認)

 

ペーパーバックの売上は、Amazonの自社サイトだけでなく、外部流通(Expanded Distribution)を通して販売されることがあります。

そのため、販売データが確定するまでに時間がかかり、電子書籍よりも支払い対象になる時期が少し後ろにずれ込むケースがあります。

たとえば、4月に販売されたペーパーバックの一部が外部書店で購入された場合、報告が5月下旬に届くこともあり、支払いはその分翌月に回る可能性があります。

また、印刷費や配送料が印税から差し引かれるため、売上の確定金額が電子書籍より複雑になりやすい点にも注意が必要です。

私の経験でも、電子書籍の支払いが予定どおり入金されたのに対し、同月のペーパーバック分だけが1週間ほど遅れたことがありました。

このような差は通常の範囲であり、システム上の問題ではありません。

公式ヘルプでも、ペーパーバックの支払いタイミングについては「外部流通を含む場合、処理に追加日数がかかる」と明記されています。

つまり、ペーパーバックは印刷・流通という“物理的なプロセス”が介在するため、多少の時差があることを前提にスケジュールを立てるのが現実的です。

電子書籍と合わせて出版している場合は、両者の支払い時期を完全に一致させようとせず、それぞれの流れを理解しておくことが安心につながります。

 

まとめ:最初に見るのは「支払実行日」と「受取方法」

 

KDPの振込が「遅い」と感じるとき、多くの人が見落としているのが「支払実行日」と「受取方法」の確認です。

支払いそのものはAmazonが定めた明確なルールで動いており、慌てず手順を追えば原因はほとんど特定できます。

最後に、この記事で解説した内容をシンプルに整理しておきましょう。

 

60日ルール+受取方法の組み合わせで着金日を見積もる

 

KDPの支払いは、売上月末から約60日後に支払実行されるのが基本です。

EFTを利用している場合は、実行後2〜5営業日で着金するのが一般的な流れです。

一方、電信送金では最大10営業日、小切手ではさらに時間がかかることもあります。

つまり、「60日+受取方法別の処理期間」を足した日付が、あなたの入金目安になります。

この組み合わせを理解しておけば、「まだ入ってないけど正常な範囲だな」と冷静に判断できます。

もし入金予定を立てる場合も、売上月の翌々月末から1週間後あたりを見込んでおくと安心です。

この“ズレを前提にした見積もり”ができるようになると、支払いサイクルが安定して見えてきます。

 

「来ない」と焦る前に、レポート・方法・銀行の3点を順に確認

 

支払いが来ないと感じたら、まずはKDPの「レポート」ページを開き、「支払い済み」の表示と支払日を確認しましょう。

次に、支払い方法がEFTになっているか、また口座情報に誤りがないかをチェックします。

最後に、銀行側で海外送金の受け取り制限や営業日ズレがないかを確認すれば、ほとんどのケースは解決します。

著者として長く活動していると、1〜2日の誤差や連休によるズレは何度も経験します。

これはシステムの不具合ではなく、金融機関の処理リズムによる自然な差です。

KDPは世界規模で整備された安定的な仕組みなので、公式ルールを踏まえて冷静に確認すれば、問題の多くは自分で整理できます。

入金が不安なときほど、焦らずデータで判断する。

その積み重ねが、長く安心して出版を続けるためのコツです。

 

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【著者:石黒秀樹のプロフィール】

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