Kindle出版+検索で埋もれないキーワード設計とは?初心者向けに徹底解説
のべ600名以上・累計10,000冊以上の出版を支援してきた石黒秀樹が解説します。
Kindle出版を始めると、多くの人が「なぜ自分の本が検索に出てこないのか?」という壁にぶつかります。
私自身も初めて出版したとき、タイトルに自分なりのキャッチコピーをつけたものの、思った検索語でなかなか見つけてもらえず悩んだ経験があります。
こうしたときに確認したいのが、読者が実際に検索するときの言葉と、タイトル・副題・検索キーワードの内容が合っているかです。
KDPでは、本の内容を正確に表し、読者が検索に使いそうな言葉をキーワードとして設定することが推奨されています。
この記事では、Kindle出版で検索に埋もれにくくするために、読者が使う検索語の探し方、タイトル・副題との役割分担、最大7件の検索キーワードの設計方法まで初心者向けに解説します。
これから出版準備を始める方は、まず『Kindle出版の始め方を初心者向けに徹底解説|登録から公開までの手順』で基本手順を確認しておくと、検索設定の流れも理解しやすくなります。
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Kindle出版の検索対策は「読者語+書籍情報+検索キーワード」で考える
目次
- 1. Kindle出版の検索対策は「読者語+書籍情報+検索キーワード」で考える
- 2. 最初に「読者が何と検索するか」を考える
- 3. Amazonサジェストから検索語の候補を探す
- 4. 広すぎるキーワードより具体的な言葉を選ぶ
- 5. タイトル・副題と検索キーワードの役割を分ける
- 6. KDPの検索キーワードはタイトルなどと重複させない
- 7. 検索キーワードに入れない方がいい言葉
- 8. 検索キーワード7件の決め方
- 9. 検索キーワードの具体例
- 10. 検索キーワードをKDPへ入力する方法
- 11. 検索キーワードは後から変更できる
- 12. 設定後は実際にAmazonで検索して確認する
- 13. 検索に出ないときの確認ポイント
- 14. カテゴリーも内容に合ったものを選ぶ
- 15. 内容紹介文は検索キーワードを詰め込む場所ではない
- 16. 検索キーワードでよくある失敗
- 17. Kindle出版の検索キーワードでよくある質問
- 18. まとめ|読者が使う言葉を最大7件へ整理する
Kindleストアで本を見つけてもらうためには、読者が実際に使いそうな言葉から逆算して書籍情報を整えることが重要です。
KDP公式では、検索キーワードについて、本の内容を正確に表し、読者が検索するときに使う言葉を選ぶよう案内しています。
そのうえで、タイトル・副題・カテゴリなど、ほかの書籍情報と重複しすぎないように検索キーワードを設定します。
検索キーワードだけで検索順位が決まるわけではありません。
KDP公式も、検索結果には関連性のあるキーワードに加えて、販売履歴やAmazon Best Sellers Rankなどの要素が関係すると案内しています。
そのため、「キーワードを入れれば必ず上位表示される」と考えず、まず正しく見つけてもらえる状態を作ることが大切です。
検索キーワードは最大7件まで設定できる
KDPでは、1冊の本につき最大7件の検索キーワードまたは短いフレーズを設定できます。
ここでいう「7件」は、必ず7つの単語だけを入れるという意味ではありません。
たとえば、
- 副業 初心者
- 在宅ワーク 始め方
- 英語 独学 社会人
のように、読者が検索に使いそうな短いフレーズも設定できます。
ただし、意味のない単語を大量に詰め込むのではなく、本の内容と直接関係する言葉を選ぶことが基本です。
最初に「読者が何と検索するか」を考える
検索キーワードを考えるとき、自分が本のテーマをどう呼んでいるかだけで決めるのはおすすめできません。
著者が使う言葉と、初心者の読者が使う言葉は違うことがあるためです。
たとえば著者側では「電子出版による収益化」と考えていても、読者は「Kindle 副業」「電子書籍 稼ぎ方」など、もっと日常的な表現で検索するかもしれません。
著者の専門用語ではなく、読者が検索窓に入力しそうな言葉を考えることが検索設計の出発点です。
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Amazonサジェストから検索語の候補を探す
読者が使いそうな言葉を考えるときに参考になるのが、Amazonの検索欄に表示される検索候補です。
KDP公式も、キーワードを決める前にAmazonで候補語を検索し、検索欄に表示される候補を確認する方法を案内しています。
Amazonサジェストを確認する手順
- Amazon.co.jpを開く
- 本のテーマに関係する言葉を検索欄へ入力する
- 表示される候補を確認する
- 実際に検索して、どのような本が表示されるか確認する
- 自分の本の内容と一致する候補だけを残す
たとえば「副業」と入力した場合、複数の関連候補が表示されることがあります。
ただし、Amazonサジェストの具体的な生成方法や検索回数は公開されていません。
そのため、「サジェストに出る=必ず検索数が多い」と断定するのではなく、読者語を探す参考情報として使うのが安全です。
検索結果も一緒に確認する
候補語を見つけたら、実際にその言葉でAmazon検索を行います。
KDP公式も、設定候補のキーワードで検索し、関係のない結果や期待と違う結果が多い場合はキーワードを見直すよう案内しています。
検索結果を確認すると、
- その言葉が自分の本の内容に合っているか
- どんな本を探している読者が使う言葉なのか
- 検索意図が想定とずれていないか
を判断しやすくなります。
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広すぎるキーワードより具体的な言葉を選ぶ
KDPでは、曖昧すぎるキーワードよりも、本の内容を具体的に表すキーワードを使うことが推奨されています。
たとえば、
- 「英語」だけ
- 「副業」だけ
- 「健康」だけ
では、どんな本なのか分かりにくくなります。
一方、
- 英語 初心者 勉強法
- 副業 初心者 在宅
- 食事改善 初心者
のように、本の対象読者やテーマが分かる言葉を使うと、より具体的になります。
広い言葉だけで狙うのではなく、「誰が・何を知りたい本なのか」が分かる検索語を考えることがポイントです。
タイトル・副題と検索キーワードの役割を分ける
タイトルや副題も、Amazonで本を見つけてもらううえで重要な書籍情報です。
KDP公式では、タイトルは検索で頻繁に使用される属性の一つとして案内されています。
ただし、検索対策のためだけにタイトルへキーワードを追加することはできません。
タイトル欄には、実際の本のタイトルを表紙と一致する形で入力する必要があります。
タイトルは実際の書名と一致させる
KDPのタイトル欄には、表紙に表示されている実際の書名を入力します。
検索されそうだからという理由だけで、表紙に存在しない言葉をタイトル欄へ付け足すのは避けてください。
また、出版後のタイトルや副題は自由に何度でも変更できる項目ではありません。
そのため、出版前の段階で、読者に内容が伝わるタイトル・副題を設計しておくことが大切です。
副題も内容を正確に表す
副題は、本の内容を補足するための項目です。
タイトルと副題を合わせて200文字以内というKDPの制限があります。
副題もタイトルと同じメタデータルールが適用されるため、ランキング表現や宣伝目的の言葉などを自由に追加することはできません。
KDPの検索キーワードはタイトルなどと重複させない
KDP公式では、検索キーワードを選ぶ際、すでにタイトルや著者名など別の書籍情報に入っている内容を避けるよう推奨しています。
たとえばタイトルに、
「初心者のためのPython独学入門」
と入っている場合、検索キーワード7枠をすべて、
- Python
- Python 初心者
- Python 独学
- Python 入門
のような似た言葉だけで埋める必要はありません。
タイトルなどに入っていない、内容に関連する別の検索文脈を補う方が効率的です。
カテゴリ名との重複も避ける
KDP公式では、選択済みカテゴリに含まれている言葉についても、検索キーワードで重複させないことを推奨しています。
検索キーワード7枠は限られているため、すでにAmazonへ伝えている情報を何度も繰り返すより、別の関連情報を補うという考え方が分かりやすいです。
検索キーワードに入れない方がいい言葉
KDPでは、検索キーワードとして避けるべき情報を具体的に案内しています。
代表的なものは次のとおりです。
- タイトル・著者名など、すでに別の書籍情報に入っている内容
- カテゴリにすでに含まれている言葉
- 「最高」「ベスト」など主観的な品質表現
- 「新刊」「セール中」など期間限定の情報
- 「本」など、そのカテゴリの大半の商品に共通する一般語
- 誤字
- 大文字・小文字、単数・複数、句読点などだけを変えた表記違い
- 関係のない著者名
- 使用権限のないブランド名
- Kindle UnlimitedやKDP SelectなどAmazonプログラム名
- HTMLタグ
また、検索語を引用符で囲う必要もありません。
検索されそうだからという理由で、内容と関係のない人気ワードを入れることは避けましょう。
タイトルや検索キーワードのルールについては、『Kindle出版の禁止事項とは?KDPガイドラインと審査落ち防止の徹底解説』も参考にしてください。
検索キーワード7件の決め方
検索キーワードを決めるときは、いきなり7枠を埋めるより、候補を多めに集めてから絞る方法がおすすめです。
ステップ1:本の内容を一言で整理する
まず、
- 誰向けの本か
- 何についての本か
- どんな目的の読者が読むか
を整理します。
ステップ2:検索候補を集める
Amazon検索や検索候補を使い、読者が使いそうな表現を集めます。
ステップ3:内容と合わない語を削る
検索されそうでも、本の本文で十分に扱っていないテーマは外します。
ステップ4:既存メタデータと重複する語を整理する
タイトル・副題・カテゴリなどですでに伝えている情報を確認します。
ステップ5:最大7件へ絞る
残った中から、本の内容を具体的に表し、読者が使いそうな言葉を優先して最大7件へ絞ります。
検索キーワードの具体例
たとえば、初心者向けのPython入門書を出版するとします。
タイトルが、
『初心者のためのPython独学入門』
だった場合、検索キーワード欄ではタイトルにすでに含まれている言葉をそのまま繰り返すより、別の関連文脈を補います。
たとえば候補として、
- プログラミング 未経験
- コード 書き方
- ITスキル 社会人
- プログラミング 基礎
- 自動化 入門
- データ分析 初心者
- 仕事 効率化
などが考えられます。
ただし、実際に本文で扱っていない「データ分析」や「自動化」を検索キーワードに入れるのは適切ではありません。
必ず自分の本の中身に合わせて選ぶことが前提です。
検索キーワードをKDPへ入力する方法
検索キーワードはKDP本棚から変更できます。
- KDPの本棚を開く
- 対象書籍の「…」を選択する
- 「書籍の詳細を編集」を開く
- 「キーワード」の項目を編集する
- 「保存して続行」を選択する
- 価格設定ページまで進み「出版」を選択する
公開済みの本でも、検索キーワードは更新できます。
更新後はKDPによる確認が行われるため、Amazonへの反映まで時間がかかる場合があります。
検索キーワードは後から変更できる
タイトルや副題とは違い、検索キーワードは公開後も変更できます。
KDP公式では、検索キーワードや内容紹介は必要に応じて変更できると案内しています。
そのため、出版時に完璧な7件を決められなくても、検索結果を確認しながら見直すことができます。
ただし、短期間に何度も変更して順位だけを追いかけるより、十分な期間を置いて検索結果や販売状況を確認する方が判断しやすいでしょう。
設定後は実際にAmazonで検索して確認する
検索キーワードを設定したら、実際に候補語で検索して確認します。
ただし、自分の本が何位に表示されるかだけで良し悪しを判断するのはおすすめできません。
Amazonの検索結果は、キーワードだけでなく複数の要素によって決まります。
まず確認したいのは、
- 設定した検索語と表示される本の内容が合っているか
- 自分の本が検索意図から大きく外れていないか
- 狙っている読者像と検索結果が一致しているか
です。
検索に出ないときの確認ポイント
本の内容と検索語がずれていないか
最初に確認したいのは関連性です。
検索されそうだからという理由だけで、本の内容と弱くしか関係しない言葉を設定しても適切ではありません。
検索キーワードが広すぎないか
「ビジネス」「英語」「健康」のように広すぎる言葉だけでは、本の特徴が十分に伝わらない場合があります。
より具体的なテーマや読者像を表す言葉も検討しましょう。
タイトルなどと同じ情報を繰り返していないか
7件の枠を同じ言葉の組み合わせだけで埋めていないか確認します。
禁止・非推奨の言葉が入っていないか
ランキング表現、セール情報、無関係なブランド名などが入っている場合は削除してください。
カテゴリが本の内容と一致しているか
KDPでは、本の内容に関連したカテゴリを選択する必要があります。
検索順位を上げるためだけに無関係なカテゴリを選ぶことは避けましょう。
カテゴリーも内容に合ったものを選ぶ
KDPでは、現在最大3つのカテゴリを選択できます。
カテゴリはAmazonストア内で本を分類するための重要な情報です。
検索キーワードと同様に、本の中心的なテーマと一致するカテゴリを選ぶ必要があります。
「競合が少なそうだから」という理由だけで、本の内容と関係の薄いカテゴリへ登録するのはおすすめできません。
キーワードとカテゴリはそれぞれ別の役割を持つ
カテゴリはAmazonストア内で本を分類するための情報です。
検索キーワードは、本の内容をさらに具体的にAmazonへ伝えるために使えます。
KDP公式も、カテゴリで表しきれない具体的な内容をキーワードで補えると案内しています。
そのため、カテゴリ名そのものを検索キーワード欄で繰り返す必要はありません。
内容紹介文は検索キーワードを詰め込む場所ではない
内容紹介文は、検索エンジン向けのキーワード羅列欄ではありません。
KDP公式も、内容紹介文については本の内容を中心に説明するよう案内しています。
検索対策だけを意識して不自然に同じ言葉を繰り返すより、
- どんな本なのか
- 誰に向いているのか
- 何が分かるのか
を読者に分かりやすく伝えることを優先してください。
検索キーワードでよくある失敗
7枠すべてに同じ言葉を入れる
タイトルや他の検索キーワードと同じ言葉ばかりを繰り返すと、限られた枠を有効に使えません。
Amazonプログラム名を入れる
「Kindle Unlimited」「KDP Select」などのAmazonプログラム名は、KDP公式が避けるよう案内しているキーワードです。
競合著者や有名ブランドの名前を入れる
自分の本と関係のない著者名や、使用権限のないブランド名を検索流入目的で入れることはできません。
「ベスト」「最新」などを入れる
主観的な品質表現や、時間とともに変化する宣伝文句も避けます。
表記違いだけで7枠を使う
大文字・小文字、単数・複数、句読点などの違いだけを別キーワードとして大量に設定する必要はありません。
Kindle出版の検索キーワードでよくある質問
検索キーワードはいくつ設定できますか?
最大7件です。
単語だけでなく、短いフレーズを設定することもできます。
タイトルと同じ言葉をキーワードにも入れた方がいいですか?
基本的には避けた方がよいです。
KDP公式も、すでにタイトルなど別のメタデータに含まれている情報を検索キーワードで重複させないことを推奨しています。
Amazonサジェストに出る言葉なら使っていいですか?
本の内容と関連していることが前提です。
サジェストに表示されていても、自分の本で扱っていないテーマなら使わないでください。
検索キーワードを変更すると順位は上がりますか?
必ず上がるとは言えません。
関連性の高いキーワードは検索で見つけてもらいやすくする要素の一つですが、Amazonの検索結果はキーワードだけでは決まりません。
公開後でも検索キーワードを変更できますか?
はい。
検索キーワードはKDP本棚から編集できます。
カテゴリはいくつ設定できますか?
現在は最大3カテゴリを選択できます。
まとめ|読者が使う言葉を最大7件へ整理する
Kindle出版で検索に埋もれないためには、検索キーワードだけを機械的に埋めるのではなく、読者がどのような言葉で本を探すかを考えることが重要です。
- 検索キーワードは最大7件設定できる
- 単語だけでなく短いフレーズも使える
- 読者が検索に使いそうな言葉を選ぶ
- Amazonの検索候補や実際の検索結果を参考にする
- 広すぎる言葉より具体的な言葉を検討する
- タイトルなど他のメタデータと重複しすぎないようにする
- カテゴリにすでに含まれる言葉も避ける
- 内容と関係のない人気語を入れない
- 「ベスト」「新刊」「セール中」などは避ける
- Kindle UnlimitedやKDP SelectなどAmazonプログラム名を入れない
- 検索キーワードは公開後も変更できる
- カテゴリは内容に合うものを最大3つ選ぶ
「検索されそうな言葉を詰め込む」のではなく、「この本を探している読者なら何と入力するか」を考えること。
この視点でタイトル・副題・カテゴリ・検索キーワードを整えることで、Amazon上で本を見つけてもらうための土台を作れます。
【著者:石黒秀樹】
Kindle出版サポート歴5年。
累計受講生600名以上。
受講生の累計出版数10,000冊以上。(2026年時点)
AIとテンプレートを活用した、 再現性の高いKindle出版の仕組みをお伝えしています。
───
📘最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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