のべ600名以上・累計5,000冊以上の出版を支援してきた石黒秀樹が解説します。
まず最初に、KDPセレクトを解除したいと調べている方は、ほぼ全員が「どこで何を押せば独占が外れるのか」「途中解除できるのか」を真っ先に知りたいはずです。
私自身も最初は「設定項目どこ?」「本を消す必要ある?」と迷いました。
この記事では、初心者の方でもつまずかないよう、Amazon.co.jpのKDP(Kindle電子書籍)を前提に、解除の基本→手順→注意点の順で整理します。
余計な情報を省きつつ、実務でよくある誤解も補足していきますので、安心して読み進めてください。
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【導入】KDPセレクト解除の結論と前提(Amazon.co.jp向け)
目次
KDPセレクト解除は、原則として「90日ごとの更新前に自動更新をオフにする」ことで完了します。
慣れている人ほど「設定したつもりだった」というミスが多いので、今回は確実に操作できるように解説します。
このガイドの対象と前提:日本のKindle電子書籍向け(紙は補足のみ)
本記事は、日本のAmazon.co.jpでKindle電子書籍を出版している方向けです。
KDPセレクトは「電子書籍のみ」が対象で、紙のペーパーバックは独占対象外です。
そのため、電子書籍のセレクト解除がメインテーマになります。
紙だけ先に他ストアで販売できるかという質問を受けますが、紙の販売ルールは電子と別なので、基本的には問題ありません。
ただし、仕様は今後変わる可能性もあるため、最終的にはKDP公式ヘルプをご確認ください。
一言結論:更新前に「自動更新オフ」を設定する
KDPセレクトは、90日ごとに自動更新されます。
解除=「自動更新をオフ」にするだけです。
更新日前にこれを忘れると、次の90日間も自動的に独占が続きます。
実務では「いつの間にか更新されていた」というご相談がとても多いです。
私はリマインダーをセットして対応しています。
発売日やキャンペーンの流れに気を取られて、設定の存在を忘れがちなので、少し先の日付を余裕を持ってスケジュールに入れておきましょう。
「解除」と「削除/非公開」の違いを最初に整理(混同防止)
ここは本当に勘違いが多いので、最初に整理します。
KDPセレクトの解除は、作品を削除したり、非公開にしたりする操作ではありません。
「作品を残したまま、独占だけ外す」操作です。
よくある誤解は以下です。
* 作品を削除しないといけない? → いいえ
* 一度消さないと他ストアに出せない? → いいえ
* 非公開にしたら解除になる? → いいえ
公式の仕様ではあくまで「セレクト設定の管理」です。
誤操作で本を削除してしまうと、再登録の手間やレビューの扱いなど、別の心配が生まれます。
公式ヘルプに沿って、作品自体はそのまま、過不足なく処理するのが安全です。
KDPセレクトの基本:90日サイクル・独占・自動更新の仕組み
KDPセレクトのルールを正しく理解しておくと、解除操作で迷いません。
KDPセレクトの基本的な仕組みや90日独占の前提を整理しておきたい方は『KDPセレクトの登録とは?90日独占の仕組みとメリット・注意点を徹底解説』もあわせてチェックしてみてください。
特に「90日ごとの登録」「独占」「自動更新」の3点は、仕組みを知ると判断が早くなります。
初めての方でもスムーズに進められるよう、丁寧に解説しますね。
90日ごとの登録期間と自動更新の見方(開始日・終了日の確認方法)
KDPセレクトは90日間の『登録期間』が自動更新される仕組みです。『契約』より『登録期間』と理解すると誤解がありません。
作品を登録すると、KDPの管理画面に「開始日」「終了日」が表示されます。
ここで大切なのは、この終了日までに「継続オフ」を設定しないと、自動で次の90日に入る点です。
最初の頃、私は終了日をメモせずに忘れてしまい、「あ、また独占続くのか…」と焦ったことがあります。
更新日近くは特に忙しいので、Googleカレンダーなどでアラート設定をしておくと安心です。
自動更新のオン/オフ状態は、KDP本棚→該当本→「…」→KDPセレクト情報→登録の管理 で確認できます。
スマホからだと表示場所が分かりにくいので、最初はPCで確認するのがおすすめです。
途中解除の可否と「登録開始3日以内」の取り消し(公式ヘルプ要確認)
ここが一番よく勘違いされるポイントです。
90日間の途中でセレクト解除は基本できません。
ただし、登録開始から3日以内なら、取り消しを依頼できる場合があります。
これは公式ヘルプでも明記されていますが、例外的な対応なので、確約ではありません。
私の経験上、日付のズレや時間帯(時差)でギリギリになったケースもあります。
そのため、実務的には「3日以内=即日対応」「迷ったらサポート問い合わせ」が安全な動き方です。
また、90日終了を待つ必要があるため、他ストア配信の開始予定がある方は、逆算して計画を立てましょう。
出版スケジュールに干渉しやすい部分なので、解除ありきで動くより「登録するかどうか」の時点で慎重に判断する方が負担がありません。
予約商品を登録した場合の制約(発売まで取り消し不可/公式要確認)
予約中の作品をセレクト登録した場合、通常は発売日まで取り消しできません。適用条件や例外の有無は公式ヘルプ要確認。予約や発売日の変更は読者に影響するため計画的に。
つまり、
「予約中 + セレクト登録 = 発売日まで独占固定」
というイメージです。
これは知らずに操作してしまうと、「予約を入れたら解除できなかった」という状況になります。
発売日を後ろにずらすこともできますが、読者に影響するため、慎重に判断したいところです。
予約を使うとプロモーションの幅は広がりますが、セレクトと組み合わせるとスケジュール管理がより重要になります。
迷ったときは、まず予約なしで出版して、シリーズ化してから予約を使うとリスクを減らせます。
なお、仕様が更新される可能性もあるため、予約とセレクトを併用する際は公式ヘルプの最新情報を確認してください。
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KDPセレクト解除(独占を外す)ための正しい手順
KDPセレクト解除は、慣れるととてもシンプルです。
ただ、初見だと「どこにボタンがあるの?」と迷いやすいので、画面操作を順番に説明します。
ここでは自動更新をオフにして、次の90日から独占を外す流れを丁寧に確認します。
本棚→該当本→「…」→「KDPセレクト情報」への移動手順
まずKDPの「本棚」へ移動します。
次に、セレクトを解除したい本を探し、右端の「…(アクション)」をクリックします。
その中に「KDPセレクト情報」へのリンクがありますので、そこへ進みます。
最初はこの位置が分かりづらいのですが、慣れるとスムーズです。
スマホではメニューが折りたたまれて見えにくいので、初回はPC操作がおすすめです。
もし書籍が多くて探しにくい場合は、検索窓にタイトルの一部を入力すると早いです。
私はシリーズ作品を扱うとき、同じ表紙が並んで「あれ?」となったことがあるので、ISBNや出版番号で識別する方もいます。
「登録の管理」で自動更新を外す操作手順と確認ポイント
KDPセレクト情報の画面に入ったら、「登録の管理」という項目が表示されます。
そこにあるチェックボックス(または切り替えボタン)で、自動更新のオン/オフを切り替えます。
表記は時期により変わることがありますが、だいたい「この本のKDPセレクトへの登録を継続する」という文言です。
チェックを外したら必ず保存し、その後『登録の管理』が“継続しない”に変化し、次回更新日の表示が消える/変更されているかまで確認してください。
変更後に反映されているか、画面上部の通知やステータスも一度確認してください。
私は一度だけ、通信環境が不安定で反映されていなかったことがありました。
そのときは、数分後に再読み込みして状態を確認しました。
心配な場合は、念のためスクリーンショットを残しておくと安心です。
なお、途中解除は基本不可なので、日付を確認して更新前に操作しましょう。
該当オプションが表示されない場合のサポート連絡先(公式ヘルプ要確認)
もし「登録の管理」が見つからない、またはクリックできない場合は、次の可能性があります。
* すでに更新停止が反映されている
* 過去に自動更新オフを設定している
* インターフェースがアップデートされたタイミング
* まれに表示不具合
こういった場合は、いったんログアウト→ログインやブラウザの変更で改善することがあります。
それでも見つからないときは、KDPのサポートに問い合わせましょう。
KDPサポートは、管理画面右上の「ヘルプ」から「お問い合わせ」を選択できます。
チャットかメールのいずれかで対応してもらえますが、状況説明に「作品名」「ASIN」「いつ操作したか」を添えるとスムーズです。
仕様やUIが更新されることもあるため、公式ヘルプの最新情報を確認しつつ、必要に応じて問い合わせる姿勢が安心です。
サポートは丁寧に教えてくれるので、迷ったら遠慮せず頼りましょう。
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解除後にやることチェックリスト(違反防止と収益維持)
KDPセレクトの自動更新をオフにしたあとは、「はい終わり」ではありません。
ここからの数日〜数週間の管理が、他ストア展開やロイヤリティ維持に直結します。
慣れている方ほど“うっかりミス”が起きやすいので、落ち着いて確認していきましょう。
セレクト解除後も含めてKDPのルール全体を押さえておきたい場合は『Kindle出版の規約とは?審査通過のポイントと違反回避を徹底解説』を先に読んでおくと安心です。
終了日・公開状態の再確認と待機期間の把握(他ストア配信の前に)
まず、KDPセレクトの終了日を正確に確認します。
自動更新オフを設定しても、90日終了までは独占状態が続きます。
終了日を過ぎてから、他ストアで公開するようにしましょう。
KDPの管理画面の「KDPセレクト情報」欄に、終了日が表示されています。
時差の関係で反映表示に多少ラグが出ることもあるため、日付ギリギリの操作は避けるのが安全です。
また、公開状態(販売中かどうか)も合わせてチェックします。
私は一度、改稿して再公開しようとしたタイミングとセレクト終了日が重なり、「どの状態で出すべき?」と混乱したことがあります。
不要な変更は、期間終了を確認してから進めると安心です。
価格・ロイヤリティ条件の再点検(日本向けの要件は公式ヘルプ要確認)
次に、価格設定とロイヤリティ条件を見直します。
日本のAmazon.co.jpでは、70%ロイヤリティは価格帯などの条件を満たせば選択可能です。セレクト解除自体が70%可否を直ちに左右するわけではありません(公式ヘルプ要確認)。
この仕様は国・地域で異なるため、日本向けのロイヤリティ条件を公式ヘルプで確認してください。
私の場合、解除後に価格を再調整しようとした際、ロイヤリティが自動的に変わるタイミングに気づかず、計算がズレそうになったことがあります。
販売価格と受け取り額のシミュレーションを一度見直すと、後から慌てずに済みます。
なお、紙のペーパーバックはセレクト対象外なので、そのまま販売できますが、電子版との価格差が不自然にならないように注意しましょう。
他ストア配信の準備と移行の流れ(一般的な注意点のみ/各社仕様は各自確認)
セレクト終了後は、楽天KoboやGoogle Play Booksなど、他ストアへ展開できます。
ただし、各ストアで審査や仕様が異なるため、配信準備は余裕を持って進めましょう。
原稿や表紙データはそのまま使えることが多いですが、ファイル形式やメタデータで微調整が必要になるケースもあります。
よくある質問に「先に他ストアに登録だけしておいて、公開を遅らせるのはOK?」というものがあります。
基本的には各ストアの規約に従う必要があるため、念のため公開設定のタイミングを慎重に管理してください。
私の経験では、複数ストアへ同時に広げるときは、スプレッドシートでステータス管理すると混乱が減ります。
「申請済み」「審査中」「公開」「リンク取得」など、視覚化すると抜けもれしません。
最後に、仕様は変わることがあるため、移行前に各ストアの最新ガイドを確認する習慣をつけておくのが安心です。
よくあるつまずき・FAQ(日本向けKDPの実務)
セレクト解除は操作自体はシンプルですが、実務では「思っていたのと違う」という細かな落とし穴があります。
ここでは、実際に著者さんから相談を受けたケースを中心に、よくある疑問と対処法をまとめました。
慌てず、ひとつずつ確認していきましょう。
終了日・時刻が現地時間表示の可能性(時差に注意)
終了日の表示・反映は処理タイミングの影響で時刻にずれが見える場合があります。厳密な基準は公式ヘルプ要確認。前日までに手続きを完了し、当日は余裕をもって確認しましょう。
そのため、終了日ギリギリに動くと「まだ独占期間内」という扱いになりかねません。
私も過去に、米国タイムゾーンの反映タイミングとズレてヒヤッとしたことがあります。
実務的には、終了日の前日までに準備を完了し、当日すぐに他ストアへ出さずに半日ほど様子を見ると安全です。
時差のルールはKDP公式ヘルプの最新情報を確認しつつ、慎重に進めるのがおすすめです。
「解除したつもりで自動更新」になったケースと防止策
最も多い相談が「解除したはずなのに、更新されたままだった…」というケースです。
これは、チェックを外した後に保存が完了していなかったり、画面更新で反映が見えなかったりすることが原因です。
特にスマホ操作や、通信環境が不安定なときに起こりがちです。
防止策としては、
* 操作後にページを再読み込み
* ステータス表示が「継続なし」になっているか確認
* 念のためスクショ保存
この3点を習慣化するだけで、ほとんど防げます。
「できたはず」で流さず、確実に反映したかを目視確認するクセをつけると安心です。
ペーパーバックへの影響は限定的(電子中心・紙は販売可/公式要確認)
KDPセレクトは電子書籍にだけ適用される制度です。
そのため、ペーパーバックはセレクト登録の影響を受けず、他ストアで紙を販売することもできます。
ただ、電子版との価格差や出版タイミングのバランスが崩れると、読者視点で違和感が生まれる場合があります。
紙の方が高いことは自然ですが、内容と価値が一致しているか、見た目にも整っているかは気にしておきたいところです。
ペーパーバックは流通が別で、販売チャンネルの仕様も変わるため、詳細は各ストアの最新規約を確認してください。
電子でセレクト解除を進めつつ、紙はそのままというケースは多いので、落ち着いて対応すれば問題ありません。
判断材料の事例:独占を外すべきタイミングと考え方
セレクトを外す判断は「勢い」より「数字と戦略」に基づいて決めると失敗しません。
私も最初は「なんとなく縛られている気がする」と外しそうになりましたが、冷静に成果を見たら、読み放題が大きく支えてくれていました。
焦らず、データを見ながら進めましょう。
読み放題効果が弱い場合の見直し(配信方針の再設計)
KDPセレクト独自のメリットは「読み放題(KU/KOL)のページ読まれ報酬」です。
そのため、読み放題経由の利用が少ない場合は、独占を続ける価値が薄くなることがあります。
読み放題からの収入がどれくらい自分の売上に効いているかを確認したい方は『Kindle Unlimitedの著者収入とは?仕組みとKDPセレクトを徹底解説』で報酬の仕組みを一度整理してみてください。
まず、KDPレポートの「KENP既読数」を数週間分チェックします。
読まれていないなら、読み放題依存型の戦略から他ストア展開型へ切り替える発想が有効です。
ただし、読み放題が伸びない原因は「制度」より「コンテンツ設計」というケースもあります。
たとえば、短編や単発ジャンルは読み切られにくい傾向があります(体験談として、短い実用書で苦労しました)。
いきなり解除ではなく、表紙や説明文の改善、ジャンル選定の見直しも先に検討してみてください。
新刊投入やシリーズ編成に合わせた既刊の外し方
シリーズ作品や関連テーマの複数冊を扱う場合は、セレクト解除のタイミングが戦略になります。
よくあるパターンは、
* 新刊だけセレクトに入れる
* 旧作を解除して他ストアで露出を広げる
* 読者導線を新刊に集める
この方法は、シリーズの入り口を広げつつ、既存ファンには新作を読み放題で届ける、という設計ができます。
ただし、新刊が読み放題で伸びるジャンルなら、旧作も残してまとめて効果を狙う手もあります。
実際、私は最初、旧作から外しましたが、同ジャンル続刊が伸びる時期だったため、結果的に同時運用の方がよかったと感じました。
つまり、新刊準備のタイミングで、シリーズ全体の読まれ方と導線を設計することが大切です。
作品が増えるほど「配信順序」「在庫の見せ方」が効いてきます。
まとめ:更新前に設定、終了日まで待機、条件を再点検
セレクト解除は難しくはありませんが、細かい確認ポイントを押さえると安心です。
* 自動更新オフは「更新前」に
* 終了日までは独占維持
* ロイヤリティや価格を再確認
* 他ストア展開は余裕ある準備で
特に、独占解除は“焦りや感覚”で行うと後悔しやすい部分です。
自分の作品の読まれ方と収益構造を見ながら、戦略的に進めていきましょう。
KDPセレクトの有無も含めて、Kindle全体でどう収益化していくかの全体像は『Kindle出版の収益化とは?KDPセレクトとKU仕組みを徹底解説』で詳しく解説しています。こちらも参考にしながら判断してみてください。
KDPは環境変化もあるため、公式ヘルプの最新情報も定期的に確認する習慣を持つとより安全です。
【著者:石黒秀樹のプロフィール】
Kindle出版サポート歴5年。
これまでに、のべ600名以上の出版をサポートし、
サポートメンバー全体で累計5,000冊以上の出版実績があります。(2025年時点)
フル外注とAI活用により、初心者でも安心して出版できる再現性の高いステップをお伝えしています。
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