Kindle出版のコミュニティ運営&サポート歴5年。
のべ600名以上・累計10,000冊以上の出版を支援してきた石黒秀樹が解説します。

「フリー素材」と表示されている画像でも、Kindle本の表紙や本文へそのまま掲載できるとは限りません。

無料で入手できることと、販売するKindle本へ掲載してよいことは別の条件です。

判断の基準になるのは価格ではなく、その画像にどこまでの利用が許可されているかというライセンスの内容です。

商用利用の可否に加えて、媒体、加工、クレジット、再配布、さらに人物やロゴなど第三者の権利まで確認しておくと、出版後の削除や差し止めといったリスクを減らせます。

▶ 規約・禁止事項・トラブル対応など安全に出版を進めたい方はこちらからチェックできます:
規約・審査ガイドライン の記事一覧

📘Kindle出版をもっと楽に続けたい方へ

この無料電子書籍では、

✓ AIにコピペするだけで出版する方法
✓ 1冊29分で本を増やす仕組み
✓ 本が増えるほど印税が積み上がる考え方

その仕組みをまとめています。

[本が資産になる仕組みを
無料で見てみる]

フリー素材はライセンス条件を満たせばKindle本に使える

結論として、ライセンスでKindle本への商用利用が認められ、指定された条件を守れる素材であれば使用できます。

反対に、無料公開されている画像でも、利用条件を満たしていなければ使えません。

確認するのは、次の6項目です。

確認項目 確認する内容
1.商用利用 販売する書籍への利用が認められているか
2.媒体・用途 電子書籍・表紙・印刷物など、予定している用途で使えるか
3.加工 トリミングや文字入れなど、予定している加工が認められているか
4.クレジット 作者名や素材サイト名の表示が必要か
5.再配布・商品化 素材自体の販売や再配布にあたる使い方になっていないか
6.第三者の権利 人物・ロゴ・ブランドなど、別の権利が関係しないか

注意したいのは、「商用利用可」の一文だけで確認を終えないことです。

条件は素材サイトごとに異なるため、実際に使う画像の利用規約まで見て判断します。

「無料でダウンロードできる」と「Kindle本に使える」は別

フリー素材という呼び方は、その画像をどこまで利用できるかを一律に示すものではありません。

個人利用は認められていても、商用利用には別の条件が設定されている素材もあります。

そのため、検索結果やSNSで見つけた画像を保存して、そのまま本へ掲載する方法は避けてください。

素材を提供している公式ページへ移動し、その時点の利用規約やライセンス表示を確認します。

見るべきは入手価格ではなく、出版物へ利用する権利が与えられているかどうかです。

出版に必要な権利は著者側で確認する

KDPでは、アップロードして販売するコンテンツについて、出版に必要な権利を持っていることが求められます。

つまり、素材サイトに画像が掲載されているからといって、Amazon側が利用権を確認してくれるわけではありません。

権利を持たないコンテンツを含む本は、却下や削除につながる可能性があります。

必要に応じて、権利を確認するための資料を求められる場合もあります。

KDPの考え方は、KDP公式の著作権ガイドラインで確認できます。

また、本の著作権ページに自分の名前を記載しても、他者が制作した画像の利用権が発生するわけではありません。

画像を使える根拠になるのは、素材のライセンスや利用許諾そのものです。

著作権や引用も含めた全体の考え方は、KDPの著作権と引用ルールで確認できます。

フリー素材を使う前に確認する6項目

画像を見つけた時点ではなく、利用規約を確認してから原稿や表紙へ配置すると、あとで差し替える手間を減らせます。

一つでも条件が読み取れない場合は、フリー素材だから問題ないと推測して使わないようにします。

1.商用利用が許可されているか

最初に見るのは、販売するコンテンツへの利用が認められているかどうかです。

Kindle本は販売物なので、商用利用を許可している素材を選ぶことが前提になります。

「個人利用無料」「非商用利用のみ」といった条件が付いている素材は、販売する書籍へは使えません。

Creative Commonsのライセンスでも、NCが付くものは非商用利用を条件としているため、Kindle本へ自由に使える素材とは扱えません。

各ライセンスの条件は、Creative Commons公式のライセンス説明で確認できます。

2.電子書籍・表紙・印刷物での利用が認められているか

素材サイトによっては、利用できる媒体や用途に個別の条件を設けています。

そこで、商用利用の可否だけでなく、自分が予定している使い方まで許可されているかを確認します。

Kindle本の場合、本文中の写真として使うのか、表紙のデザインへ組み込むのかで用途が変わります。

ペーパーバックにも同じ画像を使う予定なら、印刷物への利用条件も合わせて見ておきます。

ライセンスページやFAQに電子書籍・書籍・印刷物などの利用例が示されている場合は、その記載を優先してください。

書かれていない用途について、似た用途だから使えるはずだと広げて解釈しないようにします。

3〜5.加工・クレジット・再配布の条件を確認する

媒体を確認したら、画像そのものの扱い方に関する条件を見ます。

  • トリミング、色調整、文字入れなどの加工が許可されているか
  • 作者名や素材サイト名などのクレジット表記が必要か
  • 未加工の素材を再販売したり、素材集として配布したりする行為が禁止されていないか

表紙では、画像の上にタイトルや著者名を配置することが多いため、加工の可否は必ず確認します。

クレジットは、表示不要の素材もあれば、表示を条件とするライセンスもあります。

他の素材サイトで不要だったからという理由で、今回の素材でも省略しないようにしてください。

再配布については、本へ画像を掲載することと、画像ファイル自体を配布することを分けて考えます。

書籍デザインへの組み込みは認めていても、素材そのものの販売は制限している素材サイトもあります。

素材ごとの追加条件と規約の変更にも注意する

同じサービス内でも、すべての画像を同じ条件で使えるとは限りません。

サイト全体の利用規約に加えて、実際に使う素材ページに追加条件がないかも確認します。

提供元やライセンスの種類が違えば、適用される条件も変わります。外部提供素材や、個別にライセンス表示が付いている画像は特に注意が必要です。

利用規約は将来変更される可能性もあります。以前使えたから今回も同じとは考えず、使用する時点の規約を見てください。

Canva内の素材には独自のライセンス条件があるため、Canva素材をKindle本で使う場合の商用利用ライセンスで確認できます。

📘Kindle出版をもっと楽にしたい方へ

AIにコピペするだけで、
kindle出版が1冊29分。

その仕組みをまとめた 無料電子書籍をプレゼントしています。

[本が資産になる仕組みを
無料で見てみる]

本の一部に使う場合と素材自体を商品にする場合で扱いが変わる

ライセンスを読むときは、素材をデザインの一部として使うのか、素材そのものを商品価値の中心にするのかを分けて考えます。

同じ画像でも、この違いによって規約上の扱いが変わる場合があります。

表紙や本文デザインの一部として使える素材は多い

書籍の表紙や本文デザインへの利用を認めているフリー素材はあります。

たとえばPexelsは書籍や電子書籍への利用を認めており、ぱくたそもKindle表紙での利用例を案内しています。

ただし、使えるかどうかは、各素材の現在のライセンスを見て判断してください。

本の中に入れれば自動的に許可されるのではなく、あくまで利用規約の範囲内で使うという考え方です。

写真集など画像そのものが商品価値になる場合は分けて確認する

表紙の背景として1枚使う場合と、画像を多数掲載して写真集として販売する場合では意味が異なります。

素材画像そのものが本の主な商品価値になる場合は、通常のデザイン利用とは分けて確認します。

書籍への利用を認めながら、素材を中心とした商品への利用には制限を設けている素材サイトもあるためです。

電子書籍への利用可能という記載だけを見て、素材写真を並べた本まで問題ないと判断しないようにします。

画像がなくても本の独自内容が成立するか、実質的に画像そのものを販売している状態になっていないかを見ると整理しやすくなります。

未加工素材の再販売や素材集としての再配布は制限されることがある

商用利用が認められていることと、素材そのものを再販売できることは同じではありません。

未加工の画像をそのまま販売したり、素材集のように配布したりする利用は制限される場合があります。

PexelsやPixabayなどでも、素材を単体で販売する行為には制限があります。

画像を使って本を制作できることと、画像ファイル自体を商品として渡せることは区別してください。

📘Kindle出版をもっと楽にしたい方へ

AIにコピペするだけで、
出版29分(表紙3分)。

こんな本が作れる仕組みを
無料電子書籍で公開中です。

[1冊29分で本が資産になる仕組みを
無料で見てみる]

📱 最新の出版ノウハウをLINEで配信中!
AI×外注で出版したい方向けに、限定動画や実践マニュアルも公開しています。

人物・ロゴ・ブランドが写る画像はライセンス以外の権利も確認する

利用規約を守っていても、画像に関係するすべての権利を確認したことにはなりません。

人物・ロゴ・ブランドなどが写っている画像では、素材の著作権ライセンスとは別の権利が関係する場合があります。

画像そのものの利用許諾と、画像内に写っている対象の権利は分けて確認します。

人物写真は素材サイトの許可だけで判断しない

人物が写っている素材では、画像を利用できることと、写っている人物に関する権利は別に考えます。

誰か特定できる人物が写っている場合は、素材サイトのライセンスだけで使用を決めないようにしてください。

素材によっては、人物に関する許諾の状態を素材ページで確認できることもあります。

必要な許諾が取得されているかは素材ごとに異なるため、確認できない場合は別の画像を選ぶ方が安全です。

有名人の写真には別の論点があるため、Kindle本に有名人の写真を使う場合の肖像権・パブリシティ権で確認できます。

ロゴ・商標・ブランドの写り込みにも別の権利が関係する

商品、店舗、看板などと一緒に、ロゴやブランド名が写り込んでいる素材もあります。

画像の使用許可があることと、画像内の商標やブランドを自由に使えることは同じではありません。

素材サイトのライセンスが、画像内に存在する第三者の権利まで許諾しているとは限らないためです。

画像を選ぶときは、写真全体の印象だけでなく、ロゴやブランドが写り込んでいないかも見てください。

権利関係が確認できない素材は使用しない

調べても判断できない画像を、推測でKindle本へ掲載するのは避けます。

ライセンスや第三者の権利を確認できない場合は、使用しないという判断が安全です。

似た画像が別の素材サイトにあっても、同じ条件で使えるとは限りません。使用する画像そのものについて、提供元と利用条件を確認します。

確認できない画像にこだわるより、条件が明記された別の素材へ差し替える方が早く進みます。

利用条件の記録を残してからKDPへ出版する

条件を確認したら、その素材をどの条件で利用したのか、後から説明できる状態にしておくことも大切です。

KDPでは、必要に応じてコンテンツを出版する権利について確認を求められる場合があります。

利用時点の規約・素材ページ・ダウンロード記録を保存する

素材サイトの利用規約は、あとから変更される可能性があります。

そのため、実際に素材を使った時点の規約や素材ページを保存しておくと、条件を確認し直せます。

  • 利用時点の素材サイトの規約
  • 実際に使用した素材のページ
  • 購入またはダウンロードに関する記録

画像ファイルだけを保管するのではなく、どの画像をどの条件で入手したのかを対応させて管理します。

クレジット表記が必要な素材は指定方法に従う

作者名や提供元のクレジット表記が利用条件になっている素材もあります。

クレジットが必要な場合は、ライセンスで指定された形式に従って表示してください。

別の素材では表示不要だったとしても、今回の画像も同じとは限りません。Creative Commonsでも、ライセンスの種類によって表示条件が異なります。

表記が必要な素材を使った場合は、出版前に必要な情報が本文へ正しく入っているか確かめます。

出版前に条件と記録をそろえる

素材を原稿や表紙へ配置したあと、KDPへ提出する前に、先ほどの6項目を上から順に見直します。

すべての画像が同じ結論になるわけではなく、素材サイトやライセンスによって条件は変わります。

利用条件を明確に確認できる素材を選び、その範囲内でKindle本へ使用することが、フリー素材を安全に使う基本です。

───

【著者:石黒秀樹】

Kindle出版サポート歴5年。
累計受講生600名以上。
受講生の累計出版数10,000冊以上。(2026年時点)

AIとテンプレートを活用した、 再現性の高いKindle出版の仕組みをお伝えしています。

───

📘最後までお読みいただき
ありがとうございました。

本を増やして印税を積み上げたい方へ。

AIにコピペするだけで、
1冊29分で出版。

受講生600名以上、
累計出版数10,000冊以上。
その仕組みを。
無料電子書籍で公開中です。

[本が資産になる仕組みを
無料で見てみる]


📱 最新の出版ノウハウをLINEで配信中!
AI×外注で出版したい方向けに、限定動画や実践マニュアルも公開しています。