のべ600名以上・累計5,000冊以上の出版を支援してきた石黒秀樹が解説します。
読者の多くが最初につまずくポイントは、絵本の「判型(比率)」と「画像サイズ(ピクセル)」を同時に考えてしまい、どちらを基準に決めれば良いのか迷うことです。
私も初めてKDPで絵本を制作したとき、画像サイズを先に作ってしまい、端末表示で文字が読みづらくなって作り直す羽目になりました。
この記事では、同じ失敗を避けられるよう、日本のKindle出版(Amazon.co.jp)で絵本を作るときの最適な順番と考え方を、固定レイアウト前提でやさしく解説します。
「具体的にどのサイズにすべき?」ではなく、まず「どう決めれば迷わないか」を理解することが、制作でのストレスを大きく減らします。
そして、公式情報に基づきつつ、実際の制作現場で感じた“細かいけれど重要な落とし穴”も補足しますので、安心して読み進めてくださいね。
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【結論】KDPでの絵本のサイズは「判型先行→画像逆算」で決める(Amazon.co.jp向け)
目次
- 1 【結論】KDPでの絵本のサイズは「判型先行→画像逆算」で決める(Amazon.co.jp向け)
- 2 KDP絵本サイズの全体像:まず判型(比率)を確定、次にピクセルを逆算
- 3 電子(Kindle本)向けサイズ設計:固定レイアウトと表紙の実務
- 4 (補足)ペーパーバック要件の最小限:日本(Amazon.co.jp)の仕様差に注意
- 5 実務の手順(チェックリスト):迷わないKDP絵本サイズ決定フロー
- 6 よくあるつまずきと回避策:KDP絵本サイズの誤解を正す
- 7 事例で理解する:サイズ別レイアウトの見本とチェックポイント
- 8 まとめ:Kindle出版の絵本サイズは「判型先行→画像逆算」、不確実な数値は公式ヘルプ要確認
KDP絵本は、先に画像サイズを決めるのではなく、判型(=縦横比)を先に決めてから、画像サイズを逆算する流れが基本です。
理由はシンプルで、Kindle端末やアプリは画面比率が異なり、ピクセル数優先で作ってしまうと、文字が読みにくくなる場合があるためです。
特に固定レイアウトは「紙の絵本に近い体験」を作る設計なので、比率の方が読者体験に直結します。
私の経験上、比率を先に決めておけば、画像書き出しで迷う場面はほとんどなくなりますし、KDPプレビューでの調整もスムーズになります。
逆に、ピクセル先行だと「裁ち落とし」「余白」「文字の大きさ」で修正が続き、初心者ほど疲れてしまう印象です。
検索意図の要点:KDP絵本の最適サイズと決め方を一度で把握したい
この記事を読みに来た方は、「何ピクセルが正解?」という具体値よりも、まず「迷わない決め方」を求めていると思います。
上位サイトの傾向でも、具体的な数値より“考え方”を先に説明しているケースが多いので、この記事でもまずフローを押さえます。
つまり、あなたのゴールは「正しいサイズを丸暗記する」ではなく、「正しい手順で最適なサイズにたどり着く」ことです。
この記事で得られること:固定レイアウト設計と表紙サイズ、最小限の紙要件
この章では、以下のポイントを整理します。
* 固定レイアウトの考え方
* 表紙サイズの推奨と注意点(公式値は必ず確認)
* ペーパーバックの最低限の要件(日本はプレミアムカラーのみ等)
とくに、Kindle絵本は固定レイアウト前提になることが多いため、「可読性」「拡大時の見え方」「余白」の理解が重要です。
また、日本向けKDPでは紙版の仕様が海外と異なる点があるので、必要最小限だけ整理します。
ここを押さえれば、制作中に「また最初から作り直し…」という事態を避けやすくなります。
KDP絵本サイズの全体像:まず判型(比率)を確定、次にピクセルを逆算
絵本制作では「どのサイズ画像を作るか?」から入る方が多いですが、Kindle出版では逆です。
まず判型(縦横比)を決めてから、画像サイズを逆算するほうが、プレビュー時の修正が大幅に減ります。
私も最初に経験しましたが、一度画像サイズを作り込んだあと比率が合わず、全ページ作り直すこともあります。全体の制作フローやKDP側の設定手順は『KDPで絵本を出版する方法とは?固定レイアウト制作とKDP設定を徹底解説』でまとめているので、合わせて確認しておくと安心です。
紙の絵本と違い、スマホやタブレットでは縦横比が端末ごとに異なるので、比率を決めずにピクセル先行すると余白が不自然になったり、文字が読みにくくなりやすいです。
私も最初に経験しましたが、一度画像サイズを作り込んだあと比率が合わず、全ページ作り直すこともあります。
KDP公式ヘルプでも比率の重要性は示されていますが、実務では「読者がどう読むか」を意識しないと、公式だけ見ても最適解にたどり着きにくいので注意しましょう。
KDP 絵本 サイズの基本方針:判型が軸、画像は可読性優先で設計
判型とは、縦横の比率のことです。
よくある例は「正方形」「縦長(3:4 など)」「横長」です。A規格の呼称は避け、比率で説明します。
紙と違い、電子では実寸ではなく画面の比率が基準になるためです。
Kindleアプリでは端末ごとに表示領域が変わります。
そのため、まず比率を決めてから画像サイズを逆算する方が、読みやすさの面でも失敗しにくいです。
そのため、絵の見せ方と読者の読み方に合わせて比率を決め、そこから画像を作ると失敗しません。
初心者の方がやりがちなミスは「有名なテンプレをそのまま使う」ことです。
テンプレは便利ですが、目的の読者(幼児か小学生か)、テキスト量、イラストの比率によって適切な形は変わります。
“きれいに収まる比率”より“読みやすさ”を優先するのが、実務での鉄則です。
絵本はとくに文字が大きく、子ども向けの場合は読みやすさが命です。
公式情報だけでは読みやすさの判断が難しいので、KDPプレビューでの確認は必須です。
固定レイアウトの考え方:端末比率に合わせて見開き・余白・文字サイズを調整
絵本は固定レイアウトで制作するケースが大半です。
固定レイアウトは“ページの見た目を固定する”方式で、紙の絵本に近い体験を作れます。
ただし、その分だけ「端末による見え方の違い」がダイレクトに出ます。
ここで大事なのが、見開き・余白・文字サイズを先に設計しておくことです。
例えば、余白ゼロで画像いっぱいに絵を配置すると、端末によっては端が切れたり、読みやすさが損なわれることがあります。
経験上、幼児向け絵本は余白をしっかり取り、文字はやや大きめにすると安定します。
一方で、アート寄りの内容なら、余白は少なめで見開き構成に寄せても良いでしょう。
どちらにしても、制作中はKindle Previewer(公式ツール)で都度確認し、KDP本棚のオンラインプレビューも併用してください(公式ヘルプ要確認)。
なお、ピクセル値の具体例は次の章で扱いますが、数値は端末によって変動するため、公式ヘルプの最新情報を確認してくださいね。
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電子(Kindle本)向けサイズ設計:固定レイアウトと表紙の実務
Kindle絵本は、電子版がメインになります。
固定レイアウトで作る場合、画像サイズや比率は「可読性」「見開き」「余白」など、実際の表示を意識することがポイントです。
私もはじめは「数字通りに作れば正解だろう」と思っていましたが、実際はプレビューで微調整が必要になる場面が多いです。
そのため、まずはガイドラインに沿ってベースを作り、プレビューで読者視点のチェックを挟む流れを意識しましょう。
表紙サイズの推奨値と注意点(Kindle出版 表紙 2560×1600/公式ヘルプ要確認)
Kindle本の表紙は、推奨サイズとして「縦2560px × 横1600px」がよく引用されます。
この数値は公式ヘルプに記載されている推奨値ですが、時期により更新される可能性があるため、常に最新を確認してください。
表紙は“本の顔”なので、解像度不足や比率違いがあると、検索画面で印象が悪くなるのが実務上の注意点です。
また、紙の表紙と違い、電子版は端末表示の縮小が入るため、文字が細すぎるタイトルや繊細な線は潰れやすいです。
私の経験では、タイトル文字は太め、余白は広め、コントラスト強めで作ると安定します。
もしイラスト中心で行きたい場合も、サムネイル視認性を意識して、ワンポイントで大きな文字を入れるとクリック率が伸びます。
もしイラスト中心で行きたい場合も、サムネイル視認性を意識して、ワンポイントで大きな文字を入れるとクリック率が伸びます。表紙を含めた商品ページ全体の見直しや集客の流れは『KDPでの売り方とは?商品ページ最適化と集客戦略を徹底解説』で詳しく解説しています。
本文画像の解像度・比率:300ppi目安、拡大時の可読性を最優先(固定レイアウト)
電子はピクセル寸法と表示倍率が基準です。紙向けのppi目安は参考にとどめ、最終表示で読める解像度かを確認してください(公式ヘルプ要確認)。
ただし「300ppiが絶対」ではなく、画面上できれいに見え、拡大したときも文字がぼやけないことが重要です。
図版や絵本のように、色が多く線が細い場合は、若干余裕を持たせると安心です。
逆に、過剰に高解像度にするとデータ容量が増えすぎて読み込みが遅くなったり、KDPアップロード時エラーになることもあります。
私も一度、容量を気にせずに作成してファイル圧縮と再調整に時間がかかったことがありますので、バランス感覚は大事です。
ポイントは「ppiよりも、最終的に読めるかどうか」です。
必ずKDPプレビューで拡大し、文字が潰れないか確認しましょう。
縦型・横型・正方形の使い分け:端末での見え方とサムネ表示の差
絵本では正方形レイアウトが人気ですが、Kindleでは縦型もよく使われます。
横型は見開き演出に向きますが、スマホ表示だと縮小が強くなり、細かい文字が読みにくくなることがあるので注意です。
実務では、
* 幼児向け:正方形 or 縦型(文字大きめ)
* 絵中心の作品:横型 or 正方形
という傾向があります。
ただし、どの形式でも端末による差は避けられないため、最終的にはKindleプレビューで複数端末チェックをおすすめします。
表紙サムネイルは縦長比率のほうが一覧で目立ちやすい面もありますが、作品コンセプトを優先しましょう。
紙のペーパーバックを併売する場合は、紙の判型に合わせたいこともありますが、日本のKDPは紙の仕様に制限があるため、まず電子向けで最適化し、必要なら紙も調整する形が無難です(公式ヘルプ要確認)。
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(補足)ペーパーバック要件の最小限:日本(Amazon.co.jp)の仕様差に注意
ここでは、電子版が完成したあとに紙版(ペーパーバック)も検討する方向けに、最低限押さえるべきポイントだけまとめます。
日本のKDPは、米国と仕様が異なる箇所があります。
特に絵本ジャンルでは、カラー仕様とページ数の制約を知らずに制作すると、後でテンプレート修正が必要になるケースが多いです。
電子版が先ですが、紙版も視野に入れている方は、先に全体像を把握しておくと安心です。
判型の選び方:8.5×8.5正方形ほか対応サイズと横型の上限(公式ヘルプ要確認)
絵本の定番は「8.5×8.5インチ(正方形)」です。
縦長・横長は制作可能ですが、紙の対応トリムサイズは国ごとに異なります。紙版は対応サイズを必ず公式ヘルプで確認してください(公式ヘルプ要確認)。
このあたりはAmazon.co.jpの公式ヘルプを必ず確認してください。
私の経験では「電子は正方形→紙も正方形」の流れが最もスムーズでした。
紙と電子を同じ比率にしておくと、レイアウト調整の工数が減ります。
ただし、紙は裁ち落とし(後述)が必要なので、画像そのままでは使えず、微調整が入る前提で考えましょう。
最小ページ数の目安とカラー仕様:日本はプレミアムカラーのみ(標準カラーは非対応)
日本向けのペーパーバックは、**標準カラーが使えずプレミアムカラーのみ**です。
公式ヘルプでも明記されていますので、必ず確認してください。
また、絵本ジャンルの紙版は「最小24ページ」が一般的な基準です(これも最新仕様はヘルプ要確認)。
ここを知らずに電子版のページ数で作ってしまい、後からページ追加する方をよく見ます。
個人的には、余白ページや作者紹介ページを加えて、自然な形で24ページ以上にするのがおすすめです。
電子版が先ですが、紙版も視野に入れている方は、先に全体像を把握しておくと安心です。実際の売上推移やロイヤリティの確認方法は『KDPで売上確認する方法とは?レポート画面の見方と入金時期を徹底解説』で押さえておくと、数字面の不安がぐっと減ります。
裁ち落としと背幅の基礎:3.2mmの塗り足しと表紙計算(公式ヘルプ要確認)
紙の本では、上下左右に塗り足し(裁ち落とし)が必要です。
KDP推奨値として「3.2mm(約0.125インチ)」の余白を付けることが多いですが、こちらも都度公式ヘルプで確認してください。
背幅はページ数と用紙種類で決まります。
絵本はカラー印刷なので、白黒本より背幅が広くなります。
制作ツールで自分で計算するより、KDPの表紙テンプレートを使うとミスが減ります。
私も毎回、テンプレートを先に取得してからデザインします。
慣れるまでは、“紙の仕様は電子よりシビア”と意識して慎重に進めると失敗しません。
実務の手順(チェックリスト):迷わないKDP絵本サイズ決定フロー
ここでは、実際に私が絵本制作で使っているフローを、初心者の方でもそのまま使える形でまとめます。
迷ったときは、この順番に沿って判断すれば、仕様に振り回されずに制作が進みます。
制作ツールや表現スタイルによる差はありますが、KDPの公式仕様と実務的な判断を両立できる流れです。
Step1 判型と向きを決める(用途・読者年齢・端末想定)
最初に、絵本の「縦横比」と「向き(縦・横)」を決めます。
目的は、デザインやページ設計で迷わないためです。
幼児向けなら大きめの文字と正方形や縦型が安定しており、アート性の高い作品なら横型も選択肢になります。
ただ、横型はスマホでは縮小されやすいため、初心者は縦型か正方形が失敗しにくいです。
電子の閲覧ではタブレットが想定されることが多いですが、じっさいには「スマホで読む親御さん」が多い印象があり、そこで文字が読みにくいと見てもらえません。
この段階ではまだピクセル数を決めず、比率と読みやすさを優先してください。
Step2 電子本文のレイアウト設計(見開き/文字サイズ/余白)
比率が決まったら、本文のレイアウトをざっくり固めます。
固定レイアウトでは、紙と同様に「見開き構成」「余白」「文字の置き方」が命です。
ここを飛ばして画像作りに入ると、あとで「文字が小さい」「端が切れる」などの修正が増えます。
とくに初心者がやりがちなミスは、イラスト中心で余白が足りないことです。
文字が背景に埋もれると読みづらくなるので、文字の背景に淡い色の帯を敷くなど、視認性の工夫も検討しましょう。
この段階では、テストページを1〜2枚作り、KDPプレビューで見え方を確認するのが効果的です。
Step3 表紙とサムネの作成(推奨ピクセルと縦横比、RGB前提)
本文の方向性が定まったら、表紙に取りかかります。
Kindleの表紙は推奨サイズ「2560 × 1600px」がしばしば参照されますが、必ず公式ヘルプで最新情報を確認してください。
電子はRGB(ディスプレイ色空間)前提なので、CMYKで作ると色味が違って見えることがあります。
制作ツール側の設定に注意しながら、文字は太め・背景はシンプル・視認性を重視して作ると安定します。
「魅せるデザイン」より「ひと目で内容伝わるか」が大切です。
読者はスマホの小さなサムネイルで判断するため、迷ったら文字を増やすより、印象的な1モチーフのほうが強いです。
Step4 書き出し設定と入稿チェック(固定レイアウト・プレビュー確認)
最後はファイルを書き出し、KDPにアップロードしてプレビューします。
固定レイアウトで作成した場合は、各ページが正しくトリミングされているか、文字が潰れないか、拡大時の見え方もチェックします。
容量が大きすぎるとアップロードエラーになる場合があるため、画質と容量のバランスに注意してください。
私の体感ですが、最初の一冊では必ず微修正が出ます。
そのため、いきなり全ページではなく、テスト版を入れて数ページずつ調整すると、作り直しのストレスが少なく済みます。
焦らず、プレビューで何度も確認する姿勢が、結果的に最短ルートです。
よくあるつまずきと回避策:KDP絵本サイズの誤解を正す
絵本制作でよく見かける“勘違いポイント”を整理します。
事前に把握しておくと、手戻りが圧倒的に減ります。
私自身、最初の頃に「仕様を見たつもり」で進めて回り道した経験があります。
制作前に認識をそろえるだけで、作り直しコストがぐっと下がります。
経験上、2〜3冊作る頃には“サイズの勘”が身につき、制作スピードが一気に上がります。サイズ設計以外の「売れない原因」や読者不一致の見直し方は『KDPで売れない原因とは?読者不一致を防ぐ設計と改善ポイント徹底解説』でチェックしておくと、全体の改善が進めやすくなります。
誤解① 紙の判型=電子のピクセルと思い込む(別設計で回避)
「紙の8.5×8.5インチ=電子も同じサイズでOK」…これは初心者がやりがちな落とし穴です。
紙は“物理サイズ(インチ)+裁ち落とし”ですが、電子は“端末での表示比率(縦横比)”が基準です。
つまり、同じ正方形でも、紙と電子では前提が違います。
これを混同すると、文字が切れたり、余白が不自然になったりします。
対策はシンプルで、**比率だけ合わせ、ピクセルは電子向けに設定する**ことです。
必要なら、後で紙版用に再調整すればOKです。
「最初からどちらも共通に」と考えると遠回りになるので、まずは電子で仕上げ、紙は別チェックという流れが安全です。
誤解② 低解像度のまま拡大して画質劣化(原寸で再出力)
画像を小さく作ってしまい、あとから拡大してボケるパターンもとても多いです。
とくにAI画像生成やスマホアプリで作った画像は、初期解像度が低い場合があります。
理由は単純で、画像は「伸ばすと劣化する」からです。
解決策は、**原寸で作る/元データで再出力**です。
300ppi目安を意識し、制作ツール側で最初に設定しておくと安心です。
私も最初の一冊で、仕上げた画像を拡大してやり直しになりました。
時間を節約するなら、早めに適正サイズで作りましょう。
誤解③ 日本でも標準カラーを選べると思う(プレミアムのみ/公式確認)
「紙版は標準カラーで安くできる」といった情報を見かけますが、Amazon.co.jpのペーパーバックは**プレミアムカラーのみ**です。
これは公式ヘルプにも明記されていますので、必ず確認してください。
海外の解説ブログをそのまま参考にすると、ここで混乱しやすいです。
また、プレミアムカラーは画質は良いですが、コストが高めです。
そのため、紙版を出す場合は、**電子で実績を作ってから**という戦略も現実的です。
私も初期は電子だけで進め、後から紙に展開しました。
仕様差を前提に、ステップを分ける意識が大切です。
事例で理解する:サイズ別レイアウトの見本とチェックポイント
ここでは、比率ごとに「どんな見た目になるか」「どこに注意するか」をイメージできるよう、実務に寄せた例を紹介します。
図解がなくても理解できるよう、見え方・狙い・注意点を言語化しています。
比率の違い=読みやすさ・魅せ方の違いと整理しておくと判断が楽になります。
正方形(8.5×8.5)想定の固定レイアウト例:絵中心の構成
正方形レイアウトは、絵本らしい“ゆったり感”が出せます。
イラスト中心で、文字は短く、余白を広めに取ると作品性が出ます。
具体的には、絵をページ全体に配置し、下部や角に短い文章を置く形が安定します。
注意点は、画面下部に配置するテキストが端末によって切れがちな点です。
スマホでは丸みのあるUIやメニューバーが重なることがあるため、テキストは少し上げておくと安全です。
作者紹介やあとがきページにゆとりを持てるので、作品世界を大切にする人に向いています。
縦型(A4相当)想定の固定レイアウト例:文字大きめで読みやすく
縦型は、スマホ閲覧と相性が良い形式です。
文章をやや大きめにして、1ページあたりの情報量を少なくするのがポイントです。
子ども向けなら、音読しやすい行間や、視線が迷わない配置を意識しましょう。
イラストと文字を上下に分ける構成にすると、紙の教科書風の安心感が出ます。
注意点は、詰め込みすぎると“教本感”が出てしまうことです。
ゆとりを持ち、読み手が滑らかにページをめくれるリズムを整えることが大切です。
横型(上限注意)想定の固定レイアウト例:見開きの絵を活かす設計
横型は、広い画面で絵の迫力を見せたいときに向いています。
パノラマ構図や、風景をメインにした世界観作品と相性抜群です。
左右に広いので、文字は中央寄りに集めると視線誘導がしやすくなります。
ただし、スマホでは縮小されやすく、文字が小さく見える危険があります。
また、KDPの対応判型・仕様に制限が出る場合があるため、横型は必ず事前に公式ヘルプで確認してください。
実務的には、まず縦型 or 正方形で試し、作品の方向性が固まったあとに横型へ挑戦する流れが定番です。
まとめ:Kindle出版の絵本サイズは「判型先行→画像逆算」、不確実な数値は公式ヘルプ要確認
ここまで、絵本制作の要となる「サイズ決定」の考え方と実務フローを解説しました。
振り返ると、すべての判断軸はシンプルです。
①比率(判型)を決める → ②レイアウトを試す → ③ピクセルを逆算 → ④プレビューで詰める
この順番さえ守れば、仕様変更や端末差に振り回されません。
仕様数値は更新される可能性があるため、最終のヘルプ確認は忘れずに。
「先に画像作り→あとで崩れる」がいちばん時間を失います。
作りながら調整するのではなく、設計→出力→検証の流れを癖にしましょう。
要点再掲と次のアクション:テンプレ設計→試し書き出し→KDPプレビューで確認
最後に、今日のポイントを一言でまとめます。
* 判型(比率)を先に決める
* 電子は端末比率、紙は判型と裁ち落とし
* ピクセルは後から逆算、300ppi目安
* 表紙はサムネで読める文字サイズ
* 不確実な値は公式ヘルプで最新確認
ここまで読んだ方は、あとは**手を動かすだけ**です。
まずは1〜2ページだけ作って、書き出して、KDPプレビューに入れてみましょう。
最初は微調整が続きますが、それは正常です。
経験上、2〜3冊作る頃には“サイズの勘”が身につき、制作スピードが一気に上がります。
そしてその頃には、あなたの作品らしさも徐々に形になります。
焦らず、仕様と対話しながら進めていきましょう。
【著者:石黒秀樹のプロフィール】
Kindle出版サポート歴5年。
これまでに、のべ600名以上の出版をサポートし、
サポートメンバー全体で累計5,000冊以上の出版実績があります。(2025年時点)
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