Kindle出版のコミュニティ運営&サポート歴5年。
のべ600名以上・累計10,000冊以上の出版を支援してきた石黒秀樹が解説します。

Kindle本を出版したあと、「試し読みで内容がうまく伝わっていない」と感じることはありませんか。

Kindle本の商品ページには、読者が購入前に内容を確認できる「Read Sample(試し読み)」機能があります。

この試し読みは著者が好きなページ数を指定する仕組みではなく、Amazonが原稿の一定割合を自動的に表示します。

そのため、著者側でできるのは「試し読み範囲を設定する」ことではなく、試し読みされることを前提に本の冒頭部分を整えることです。

この記事では、Kindle出版の試し読みの仕組み、表示される範囲、変更できること・できないこと、公開後の確認方法、冒頭部分を読みやすくするポイントを解説します。

🎥 1分でわかる解説動画はこちら

↓この動画では、この記事のテーマを1分で理解できるようにまとめています。詳しい仕組みや注意点は本文で解説しています。

動画では全体の流れを簡単にまとめています。

▶ 制作の具体的な進め方を知りたい方はこちらからチェックできます:
制作ノウハウ の記事一覧

📘Kindle出版をもっと楽に続けたい方へ

この無料電子書籍では、

✓ AIにコピペするだけで出版する方法
✓ 1冊29分で本を増やす仕組み
✓ 本が増えるほど印税が積み上がる考え方

その仕組みをまとめています。

[本が資産になる仕組みを
無料で見てみる]

Kindle出版の試し読みとは?

Kindle本の「試し読み」とは、Amazonの商品ページなどで、購入前の読者が本の一部を無料で確認できる機能です。

KDP公式では、この機能を「Read Sample」と案内しています。

KDPで対象となる本を出版すると、基本的に著者が個別に申し込まなくても自動的に有効になります。

電子書籍では原稿の10%が試し読みとして表示される

現在のKDP公式では、電子書籍の試し読みで表示される割合は次のようになっています。

書籍形式 試し読みの割合
リフロー型電子書籍 10%
固定レイアウト電子書籍 10%
Print Replica電子書籍 10%
ペーパーバック 20%
ハードカバー 20%

電子書籍なら基本的に現在の原稿の10%が試し読みとして表示されます。

以前は「10〜15%程度」「割合は非公開」と説明されることもありましたが、現在のKDP公式ヘルプでは割合が明記されています。

試し読みの割合は著者が変更できない

「20%まで見せたい」「5%だけにしたい」と考えても、著者が試し読みの割合を自由に変更することはできません。

KDP公式でも、Read Sampleの表示割合は調整できないと案内しています。

そのため、試し読み対策では、割合そのものを変更するのではなく、最初の10%に何が入るかを意識して原稿を構成することが重要です。

試し読みは自分で設定する必要がある?

基本的には必要ありません。

KDPで対象となる本を公開すると、Amazon側でRead Sampleが自動的に有効になります。

つまり、KDPの出版画面に「試し読みを10%にする」といった設定欄があるわけではありません。

公開後すぐには表示されない

試し読みは、本が販売開始された瞬間に必ず表示されるわけではありません。

KDP公式では、電子書籍のRead Sampleが利用可能になるまで通常7〜8営業日かかると案内しています。

そのため、出版直後に商品ページを見て試し読みが表示されていなくても、すぐに異常とは限りません。

原稿を更新した場合も反映に時間がかかる

出版後に本文を修正した場合も、Read Sampleの内容が即座に新しい原稿へ切り替わるとは限りません。

KDP公式では、更新した電子書籍の試し読みが反映されるまで7〜8営業日程度かかるとしています。

原稿を修正した直後に古い内容が表示されていても、反映待ちの可能性があります。

📘Kindle出版をもっと楽にしたい方へ

AIにコピペするだけで、
kindle出版が1冊29分。

その仕組みをまとめた 無料電子書籍をプレゼントしています。

[本が資産になる仕組みを
無料で見てみる]

試し読みとKindle Previewerは別の機能

ここは特に混同しやすいポイントです。

Read Sampleは読者が公開後の商品ページで見る試し読み、Kindle Previewerは著者が出版前にレイアウトを確認するためのツールです。

Read Sample Kindle Previewer
利用者 読者 著者
目的 購入前の試し読み 出版前の表示確認
利用時期 基本的に公開後 公開前
確認範囲 電子書籍は10% 原稿全体を確認可能

Kindle Previewerで10%地点を見ても、それがAmazonの商品ページで表示されるRead Sampleそのものを完全再現しているわけではありません。

Previewerでは、レイアウト・画像・目次・改行などを確認し、公開後に商品ページのRead Sampleを実際に開いて最終確認するのが確実です。

Previewerの使い方については、『Kindle出版のプレビュー確認とは?オンラインとPreviewerの使い方を徹底解説』で詳しく解説しています。

📘Kindle出版をもっと楽にしたい方へ

AIにコピペするだけで、
出版29分(表紙3分)。

こんな本が作れる仕組みを
無料電子書籍で公開中です。

[1冊29分で本が資産になる仕組みを
無料で見てみる]

📱 最新の出版ノウハウをLINEで配信中!
AI×外注で出版したい方向けに、限定動画や実践マニュアルも公開しています。

試し読みで読者が確認するポイント

試し読みは、購入を検討している読者が「自分に合った本か」を判断する材料になります。

読みやすさ

文章が極端に詰まっていたり、改行や見出しが不自然だったりすると、読者は内容以前に読みづらさを感じます。

特にリフロー型電子書籍では、読者が文字サイズなどを変更できるため、固定された紙の本とは表示の考え方が異なります。

どんな本なのか

冒頭を読んだ段階で、

  • 何について書かれた本なのか
  • 誰に向けた本なのか
  • 読むと何が分かるのか

が伝わると、読者は続きを判断しやすくなります。

文章や編集の品質

誤字脱字が多かったり、見出しや文章の構成が不自然だったりすると、本全体の品質にも不安を持たれやすくなります。

試し読み部分だけを特別扱いするのではなく、本全体を読みやすく整えることが基本です。

目次や前書きが長いと試し読みが本文まで届かない?

電子書籍では原稿の冒頭10%がRead Sampleの対象になります。

そのため、冒頭部分に長い目次・謝辞・免責事項・前書きなどを大量に置くと、試し読みの中で本文の主要部分まで到達しにくくなる可能性があります。

これは「Amazonが目次だけを表示している」のではなく、原稿の先頭から10%が試し読みになるためです。

目次は必要以上に長くしない

目次は読者が本全体を把握するうえで重要ですが、細かすぎる目次はスマートフォンでは長く見えることがあります。

本の内容に必要な見出しを残しつつ、過度に細分化しないようにしましょう。

Kindleの目次については、『Kindle出版の目次とは?論理目次の作り方と確認方法を徹底解説』も参考になります。

前書きでは本の価値を早めに伝える

前書きを削ればよいという意味ではありません。

ただし、著者自身の長い自己紹介だけで何ページも使うより、

  • どんな悩みを解決する本なのか
  • どんな読者向けなのか
  • この本から何を得られるのか

を早い段階で伝えた方が、読者に本の方向性を理解してもらいやすくなります。

試し読みを意識した冒頭構成

試し読みのためだけに特殊な原稿を作る必要はありません。

重要なのは、普通に読んでも自然で、なおかつ冒頭から本の価値が伝わる構成にすることです。

たとえば実用書なら、

  1. タイトルページ
  2. 簡潔な目次
  3. 前書き・導入
  4. 最初の章

という流れが分かりやすいでしょう。

「試し読みを途中で切る」ことはできない

「一番気になるところでサンプルが終わるように設定したい」と考える方もいます。

しかし、Read Sampleの表示割合や電子書籍の特定ページを著者が自由に指定することはできません。

そのため、サンプル終了位置を狙って原稿を不自然に調整する必要はありません。

最初の10%全体が読者にとって価値のある内容になるように整える方が重要です。

試し読みで特定のページを非表示にできる?

KDP公式では、Read Sampleに含まれる特定のページや章を個別に非表示にすることはできないと案内しています。

たとえば、小説のネタバレになるページだけをRead Sampleから外す、といった細かな指定は基本的にできません。

一方、紙版については、ネタバレを避けるためのページサンプル調整をAmazonへ依頼できる場合があります。

電子書籍と紙版では対応が異なるため注意してください。

試し読み機能そのものを削除できる?

KDP公式では、Read Sample自体を削除したい場合、Amazonへ問い合わせて削除を依頼できると案内しています。

ただし、通常のKindle本では試し読みが購入判断の材料になるため、特別な理由がなければ残しておく方が自然でしょう。

試し読みが表示されない原因

出版後にRead Sampleが表示されない場合、必ずしも不具合とは限りません。

まだ反映待ちになっている

電子書籍では通常7〜8営業日かかります。

公開直後なら、まず反映を待ちましょう。

試し読みに対応していない形式・書籍がある

KDP公式では、一部の書籍や形式ではRead Sampleを表示できない場合があるとしています。

たとえば、Print Replicaや一部のファイル形式などでは制限があります。

また、低コンテンツ本などISBNのない一部書籍では、Read Sampleが表示されない場合があります。

更新したばかり

本文を変更した場合も、商品ページの試し読みへ反映されるまで時間がかかります。

公開後に試し読みを確認する方法

試し読みを確認するときは、Amazonの商品ページを実際に開きます。

利用できる場合は、表紙付近に「Read Sample」「サンプルを読む」などの試し読み機能が表示されます。

ここで読者と同じ状態で、

  • 本の冒頭が自然に表示されているか
  • 目次ばかりになっていないか
  • 文字化けしていないか
  • 画像が正しく表示されているか
  • 本の内容が伝わるか

を確認してください。

出版前はKindle Previewerでレイアウトを確認する

Read Sampleは基本的に公開後に確認します。

その前段階では、Kindle PreviewerまたはKDPのオンラインプレビューを利用します。

Kindle Previewerでは、

  • タブレット
  • Kindle電子書籍リーダー
  • スマートフォン
  • 縦向き・横向き
  • 文字サイズ

などを変更しながら表示を確認できます。

オンラインプレビューも、端末タイプ・向き・文字サイズなどの基本的な確認が可能です。

ただし、これはRead Sampleの範囲を確認するためではなく、本そのものの表示品質を確認するために使います。

試し読み対策でテンプレートは必要?

試し読みのためだけに特別なテンプレートを用意する必要はありません。

大切なのは、KDPで正しく表示できる原稿を作り、そのうえで冒頭が読みやすい構成になっていることです。

テンプレートを利用する場合も、

  • 見出し構造
  • 目次
  • 段落
  • 画像
  • 改ページ

などが意図どおり表示されるかPreviewerで確認してください。

試し読みとKindle Unlimitedは別の仕組み

Kindle Unlimited(KU)の対象本でも、Read Sampleの基本的な役割は同じです。

Read Sampleは、本を購入するか、あるいは読み放題で利用するかを検討している読者が内容を確認するための機能です。

一方、KUは対象作品を読み放題で利用できるサービスであり、試し読みそのものとは別の仕組みです。

ペーパーバックの試し読みは電子書籍と違う

ペーパーバックやハードカバーにもRead Sampleがありますが、電子書籍とは表示量が異なります。

紙版は現在、原稿の20%がRead Sampleの対象です。

また、紙版のRead Sampleが利用可能になるまでには、KDP公式で通常9〜10営業日とされています。

モバイル端末では、紙版のRead Sampleが利用できない場合もあります。

電子書籍とペーパーバックを両方出版する場合は、それぞれの商品ページを確認してください。

紙版については、『Kindle出版で紙の本を出すには?ペーパーバックの条件と手順を徹底解説』も参考になります。

試し読みでよくある誤解

試し読みのページ数を自分で決められる

電子書籍ではできません。

現在は原稿の10%がRead Sampleとして表示されます。

Kindle Previewerで見える範囲がそのまま試し読みになる

違います。

Previewerは出版前のレイアウト確認ツールで、Read Sampleは公開後にAmazonが提供する読者向け機能です。

試し読みは公開直後から必ず使える

公開後、反映まで時間がかかります。

電子書籍では通常7〜8営業日が目安です。

試し読みのために目次を削除した方がいい

必ずしもそうではありません。

目次は読者の利便性にも関わる重要な要素です。

削除するのではなく、必要以上に冗長になっていないかを確認してください。

サンプル範囲の終わりを狙って構成すれば売れやすくなる

Amazonは購入率が上がる特定のサンプル構成を公式に示していません。

不自然に終了位置を狙うより、冒頭から読者に価値が伝わる原稿を作る方が重要です。

まとめ|試し読みは「設定」より冒頭10%の設計が重要

Kindle出版の試し読みは、著者が好きなページを設定する機能ではありません。

現在のKDPでは、電子書籍は原稿の10%、ペーパーバック・ハードカバーは20%がRead Sampleとして表示されます。

  • 電子書籍の試し読みは10%
  • 紙版の試し読みは20%
  • 表示割合を著者が変更することはできない
  • 電子書籍の反映には通常7〜8営業日かかる
  • 本文更新後の試し読み更新にも時間がかかる
  • PreviewerとRead Sampleは別の機能
  • 公開前はPreviewer、公開後は実際の商品ページで確認する
  • 冒頭に長すぎる前書きや目次を置くと本文が試し読みされにくくなる

試し読み対策で重要なのは、「何%見せるか」ではなく、最初の10%で本の価値が自然に伝わる状態にすることです。

読者が「この続きを読みたい」と判断できるよう、読みやすい目次・簡潔な導入・分かりやすい本文を意識して整えていきましょう。

───

【著者:石黒秀樹】

Kindle出版サポート歴5年。
累計受講生600名以上。
受講生の累計出版数10,000冊以上。(2026年時点)

AIとテンプレートを活用した、 再現性の高いKindle出版の仕組みをお伝えしています。

───

📘最後までお読みいただき
ありがとうございました。

本を増やして印税を積み上げたい方へ。

AIにコピペするだけで、
1冊29分で出版。

受講生600名以上、
累計出版数10,000冊以上。
その仕組みを。
無料電子書籍で公開中です。

[本が資産になる仕組みを
無料で見てみる]


📱 最新の出版ノウハウをLINEで配信中!
AI×外注で出版したい方向けに、限定動画や実践マニュアルも公開しています。