制作ノウハウ

Googleドキュメントで作るKDP原稿の正しい作り方と注意点【電子書籍対応】

Kindle出版のコミュニティ運営&サポート歴5年。
のべ600名以上・累計5,000冊以上の出版を支援してきた石黒秀樹が解説します。

記事を検索された方の多くは、「GoogleドキュメントだけでKDP原稿を作って大丈夫なのか」を真っ先に知りたい状態だと感じます。
実際、Googleドキュメントは便利な反面、KDPの“内部処理”との相性を理解していないと、思わぬエラーにつながることがあります。

つまり、最初に押さえるべきポイントは「使える・使えない」ではなく、どういう仕組みでKDPがGoogleドキュメントのデータを読み取るのか という部分です。
この記事では、仕組みをかみ砕いて説明しつつ、これから原稿を作る人が迷わず進めるよう流れを整えて解説します。

 

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GoogleドキュメントはKDP原稿に使える?仕組みと基本の理解

目次

 

GoogleドキュメントはそのままではKDPに直接アップロードできませんが、DOCXに変換すれば問題なく利用できます。
ただし、KDPが処理する仕組みを知らないまま書き進めると、後で整形に時間がかかることがあります。

経験上、Googleドキュメントは「書きやすいけれど、内部構造が見えにくい」ツールです。
そのため、KDPに適した書き方を知っておくことで、後から直す作業を極力減らせます。

この章では、GoogleドキュメントとKDPの相性を正しく理解し、今後の制作で迷わないための“基礎の土台”を作ることを目的にしています。
先に仕組みの全体像をつかんでおくと、後で起こるエラーの多くを回避できます。

また、公式ヘルプと実務の間には細かな差もあるため、経験に基づいた注意点もあわせて紹介します。
Googleドキュメントが「使える場面」と「気をつけるべき場面」を切り分けて理解しておくことが大切です。

 

Googleドキュメントで作成した原稿がKDPに対応している理由

 

Googleドキュメントは、KDPが受け付けているDOCX(Word形式)に書き出すことができます。
この形式に変換されれば、KDPの内部で通常のWord原稿と同じように処理されます。

私自身、数十冊の出版でGoogleドキュメント→DOCX→KDPの流れを使ってきましたが、基本的には問題なくアップロードできます。
ただし、Googleドキュメント特有の“裏に残る余計なスタイル”が原因で目次構造が崩れたり、EPUB変換時に段落が乱れることがあります。

つまり「対応はしているが、Wordと同じ感覚では扱わない方が安全」というのが実感です。

 

KDPが推奨するファイル形式(DOCX・EPUB)の位置づけ

 

KDPが公式に推奨しているのは「DOCX」と「EPUB」です。
日本向けKDPでは、電子書籍の場合この2つが事実上の標準形式になります。

DOCXはKDP側で自動的にEPUB相当のデータに変換されます。
EPUBは自分でレイアウトを組んで出力する場合に使われますが、初心者にはやや管理が難しい形式です。

Googleドキュメントを使う場合、実質的な選択肢は「DOCX書き出し一択」と考えてよいでしょう。
公式ヘルプでも、DOCXを前提にした説明が最も多いため、ここを基準に進めるのが安全です。

 

DOCXに変換した後のレイアウト確認には、Wordの仕様理解が役立ちます。『 Kindle出版のWord設定とは?崩れない電子書籍の作り方を徹底解説 』も参考になります

 

GoogleドキュメントとWordの違い(変換の仕組み・相性)

 

GoogleドキュメントはWordと似たように扱えますが、内部構造は別物です。
見出し・段落・箇条書きの情報がWordほど厳密ではないため、DOCXに変換したときに細かなズレが起こりやすい傾向があります。

私の経験では、特に「見出し階層の崩れ」「画像位置のずれ」「不要スタイルの混入」が起きやすい印象があります。
Wordでは問題ない書式でも、Googleドキュメントでは意図しないタグが入りがちです。

ただし、文章中心のシンプルな原稿であれば、変換後に大きなトラブルになることは少ないです。
凝ったレイアウトや複雑な装飾を避ければ、十分にKDP原稿として機能します。

 

初心者がつまずきやすい勘違いポイント(直接アップロードの可否)

 

もっとも多い質問が「GoogleドキュメントをそのままKDPにアップできますか?」というものです。
結論は「できません」。

KDPが受け付けているのは、Googleドキュメントの“書き出しファイル”です。
ブラウザ上のGoogleドキュメントを直接アップロードしても認識されず、エラーになります。

初心者ほど、この「変換が必須」という前提を見落としがちです。

また、Googleドキュメント上で見えているデザインが、DOCX経由でKDPに渡したときに完全に再現されるとは限りません。
特に段落・改行・画像回り込みなどの“微調整要素”は最終チェックで必ず確認してください。

Wordを持っていない人にとってGoogleドキュメントは便利な選択肢ですが、仕組みを理解していないと後で修正が増えることがあります。
初心者の方ほど、「最初からKDPが処理しやすい書き方」を意識するとスムーズに進みます。

 

GoogleドキュメントでKDP原稿を作る手順【電子書籍向け】

 

Googleドキュメントは、オンラインで作業できる手軽さが魅力ですが、KDP用の原稿として使う場合は、いくつか意識しておくべきコツがあります。

私自身も最初は「そのままアップロードできるのでは?」と思っていましたが、実際にはDOCXで書き出してWord形式と同じ扱いにする必要があります。

基本は“Wordでの制作と同じ考え方”で構造を整えることが、後のエラーを大きく減らすポイントです。

 

そのうえで、Googleドキュメント特有の癖(自動整形や画像配置の扱いなど)を理解しておくと、仕上げの段階で悩む時間が減ります。

 

 

画像の扱いはKDPトラブルの要因になりやすいため、『 Kindle出版の画像サイズとは?表紙と本文の最適解を徹底解説 』もあわせて確認しておくと安全です。

 

段落・見出し設定を先に整える(見出し1・見出し2の使い分け)

 

KDPの電子書籍は、見出しスタイルをもとに目次や内部構造が自動生成されます。

そのため、Googleドキュメントでも最初に「見出し1」「見出し2」をきちんと設定しておくことが大切です。

太字やサイズ変更だけで見出しを表現してしまうと、EPUB変換の工程で“ただの文字”として扱われてしまい、KDP側が構造を認識できません。

 

実務では、章タイトルを「見出し1」、その中の小見出しを「見出し2」に統一すると、後のトラブルが激減します。

私がサポートした中でも、見出し設定を適当にしていた人ほど、目次生成や変換時のズレに悩まされるケースが多かったです。

Googleドキュメントは、Wordの見出し構造と互換性が高いため、整理しておくとKDP側の処理も安定します。

 

画像の挿入ルールと注意点(解像度・位置調整・余白)

 

Googleドキュメントに挿入した画像も、そのままDOCXに変換されてKDPへ渡されます。

そのため、画像の解像度やサイズが大きすぎると、ファイル全体が重くなり、アップロードエラーにつながることがあります。

特にスマホ写真をそのまま貼ると、内部データが10MBを超えることもあり、KDPでは処理が不安定になりがちです。

画像は必要十分なサイズに圧縮し、「行内」に配置するのがもっとも安定します。

 

Googleドキュメントは画像を前面・背面に回すことができますが、EPUB変換時にタグ構造が複雑になり、レイアウト崩れの原因になります。

“行内で配置”“サイズは控えめに”“余白を詰めすぎない”の3つは、電子書籍で画像を扱う際の基本ルールです。

 

リンク・目次の自動生成を想定した原稿構造の作り方

 

電子書籍では、内部リンクや目次(TOC)が読者の読みやすさに直結します。

Googleドキュメントは目次を自動生成できますが、これは見出しの階層が正しく設定されている場合のみ有効です。

リンクについても、URLの貼り付けだけでなく、不要な外部リンクが混ざっていないかは必ず確認してください。

 

また、Googleドキュメントの強調書式は、Wordよりもタグが複雑になる場合があるため、太字や色変更は必要最低限にとどめると安定します。

電子書籍ではレイアウトよりも“構造の正しさ”が重要で、目次・リンクが壊れていると読者体験にも影響が出ます。

特に内部リンクは、Googleドキュメント独自の仕様が残ることもあるため、最終的にKDPのプレビューで必ず確認してください。

 

仕上げ:GoogleドキュメントからDOCXでダウンロードする手順

 

KDPはGoogleドキュメント形式(.gdoc)を直接受け付けていません。

そのため、最終的な仕上げとして「ファイル → ダウンロード → Microsoft Word(.docx)」を選び、DOCXに変換します。

この段階で、見出し構造や画像配置がWord形式に正しく反映されているかを確認するのが安全です。

 

Googleドキュメントは便利ですが、変換時に軽微なズレが発生することがあります。

行間や改行位置が「微妙に変わる」ことはよくあるため、私は必ずWordで一度開いてチェックし、必要があれば軽く整えるようにしています。

DOCXにしておくと、KDP側の処理が安定し、アップロードエラーのリスクを減らすことができます。

Googleドキュメントで作成しても、最後にWord仕様へ寄せておくイメージを持っておくとスムーズです。

 

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KDPアップロード時にエラーが起きやすい原因と対処法

 

KDPでは、原稿のつくり方やファイルの内部構造が少し崩れるだけで、アップロードが途中で止まったり、原因が表示されないまま失敗することがあります。

実際、私自身も初期は「何が原因なのかまったく見当がつかない」という状況に何度も遭遇しました。

そんなときは、落ち着いて原因を切り分けることが一番の近道です。

Googleドキュメントを使っている場合は、特有の構造や変換処理が影響することもあるため、仕組みを踏まえた直し方が大切になります。

特に、レイアウトと画像まわり、そしてGoogleドキュ→DOCX変換の3つは、初心者ほどつまずきやすい要注意ポイントです。

もう1つは、ファイル側ではなく「ブラウザやKDP側の一時的な不具合」が原因になるケースです。

ここでは、よくある4つの原因を実務目線で整理しつつ、すぐに試せる対処法をまとめました。

 

レイアウト崩れの典型パターンとGoogleドキュ側での直し方

 

Googleドキュメントはシンプルに見えますが、内部ではHTMLのような構造が自動生成されています。

そのため、見た目はきれいでも、段落・改行・インデントが複数のスタイルで混在していると、KDPがうまく解釈できず、アップロード段階でエラーが出ることがあります。

特に多いのは以下の3つです。

・インデント調整を「タブ」と「余白設定」の両方で行っている。
・見出しを“太字+サイズ変更”だけで表現している。
・段落前後の余白がバラバラになっている。

どれもGoogleドキュではよく起こるのですが、KDPは内部構造が不揃いだと処理が止まりやすいのが実務上の特徴です。

対処法としては、まずすべての見出しを「見出し1/見出し2」で統一することがもっとも効果的です。

また、段落の余白は「段落スタイル」から揃え、タブによる無理な調整は避けると安定します。

私がサポートしたケースでも、この3点を見直すだけでDOCXが問題なく通った例が多くあります。

 

ファイルサイズ超過・画像の重さによるエラー(公式ヘルプ要確認)

 

KDPは「ファイルサイズの明確な上限」を公表していませんが、内部処理が重いとアップロードが途中で止まることがあります。

Googleドキュは画像を扱うとファイルが膨らみやすいため、画像の扱いが原因になるケースがとても多いです。

私がよく見かけるのは、
・スマホで撮った写真をそのまま挿入
・PNGの高解像度画像を多用
・配置調整で画像が二重埋め込み
といったパターンです。

これらはすべてファイルを「重くする」要因です。

対処法はシンプルで、画像を挿入する前に圧縮することと、Googleドキュでは“行内”に配置することです。

行内配置にすることで、不要なレイヤーや余白が生成されにくく、後のDOCX変換も安定します。

なお、具体的な推奨解像度などは不確実なため、画像最適化に関する数値は公式ヘルプ要確認としてください。

 

Googleドキュ→DOCX変換時に起こる構造エラーの対処方法

 

Googleドキュメントは、最終的に「ファイル→ダウンロード→Microsoft Word(.docx)」で変換する流れになります。

この変換で内部構造が崩れると、KDPがEPUBへ自動変換する際にエラーが発生しやすくなります。

私の実務経験上、とくに起こりやすいのは以下の症状です。

・段落スタイルが複数に分裂する
・画像のタグが二重化する
・空白ページが意図せず生成される

こうした崩れは、Googleドキュに“見えないタグ”が残っていることが原因です。

対処法としてもっとも効果的なのは、
「新しいGoogleドキュを作り、テキストを“書式なしで貼り付け”して再構築する方法」
です。

いわゆる「原稿のリセット」で、余計なタグが一掃されます。

そのあと画像を適切に配置し直せば、ほとんどの変換エラーは解消できます。

また、表やリストを多用している原稿は、DOCXで崩れやすいため、必要最小限に整理するのもポイントです。

 

KDP側の一時不具合・ブラウザ依存の可能性(念のための確認事項)

 

ここまで直してもエラーが出る場合、ファイルではなく「環境」の問題であることもあります。

KDPはWebブラウザ上で動くため、
・キャッシュの破損
・ブラウザ拡張機能の干渉
・通信の瞬断
といった要因でもアップロードが止まります。

私のサポート経験でも「Chromeでは失敗したのにEdgeでは一発で通った」という例が何度もありました。

対処法としては、次の3つを試すだけでも改善することがあります。

・ブラウザを変更する
・キャッシュを削除する
・時間帯を変えてアップロードし直す。

アクセスが集中していそうな時間を避けて試す、といった程度の工夫は有効です。

KDP側に一時的な遅延が起きている場合もあり、その場合は数十分〜数時間で自然に解消することもあります。

不確かな場合は、公式ヘルプやKDPコミュニティ情報を確認しつつ、焦らず時間を置くことも選択肢です。

 

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Googleドキュメント原稿をKDPで安定させるコツ

 

Googleドキュメントで作った原稿をKDPで安定してアップロードするためには、いくつかの“小さな工夫”が欠かせません。

 

私自身、長く支援してきた中で「Googleドキュだから落ちる」というより、作り方の癖が原因でエラーが起きていたケースを多く見てきました。

とくに、フォント・スタイル・画像周りを整えるだけで成功率が大幅に上がります。

ここでは、初心者でもすぐ実践できる“安定化のコツ”をまとめて紹介します。

 

フォント・行間・余白を最小限の装飾に抑える理由

 

Googleドキュメントは便利ですが、装飾を増やすほど内部データが複雑になります。

太字・色変更・独自フォント・変則的な行間が多い原稿ほど、DOCX変換時に不要データが増え、KDP側の処理が重くなることがあります。

とくに独自フォントは“KDP側で代替フォントに置き換え”が起こるため、レイアウト崩れの原因になります。

そのため、フォントは標準(例:Noto Sans/Arial/Times系)+最小限の太字だけに抑えるほうが安全です。

 

行間も、Googleドキュ独自の“行間1.15”などは見た目は綺麗ですが、EPUB変換後に反映されない場合があります。

行間や段落前後の余白は、原稿全体で大きくばらつかないように統一しておくと変換時に崩れにくいです。

具体的な数値はあくまで執筆者側の目安と考え、最終的な見え方はKDPプレビューで確認してください。

 

余白を揃える理由は単純で、KDPの閲覧端末は画面サイズがバラバラだからです。

余白を細かく指定しても、Kindle端末側で再調整されるため、こだわりすぎるほど崩れるリスクが高まります。

装飾を減らすほど“軽くて素直な原稿”になり、アップロード成功率が上がります。

 

見出し・段落スタイルを統一するだけでエラーが激減する話

 

Googleドキュは「見た目は整っているのに内部のスタイルがバラバラ」という状態が起きやすいツールです。

たとえば、見出しに“太字+サイズ変更”だけを使っている人がよくいますが、これはKDPが見出しとして認識できないため、目次生成でエラーが出やすくなります。

必ず 見出し1 → 章、見出し2 → 節 のように階層を統一してください。

 

また、段落スタイルが混在していると、DOCXに変換したときに“見えない余白”が増え、アップロード途中で止まる原因になります。

私の経験では、特に「ネットからコピーした文章をそのまま貼った箇所」に余計なスタイルが多く残っています。

面倒ですが、一度「書式をクリア」したうえで必要なスタイルだけ付け直すと、驚くほど原稿が安定します。

見出しと段落スタイルを統一するだけで、EPUB変換エラーは本当に減ります。

 

画像を挿入する場合の最適なサイズと圧縮方法

 

画像の扱いは、Googleドキュ→DOCX→KDPの流れの中で、最もトラブルが出やすい部分です。

特にスマホ画像をそのまま貼ると、8MBを超える巨大ファイルになり、アップロード時に進捗バーが止まることがあります。

高解像度画像をそのまま使うと原稿が極端に重くなりやすいので、長辺のサイズを適度に抑えたJPGなどに変換しておくとアップロードが安定しやすくなります(具体的な数値は公式ヘルプ要確認)。

 

また、画像の配置は「行内」がもっとも安定します。

Googleドキュの“左右寄せ”や“ページ内で自由配置”は、DOCX変換後にズレることが多いため、KDPに持ち込む場合は避けてください。

圧縮は、Googleドキュ内より、外部ツール(例:tinypng、ILoveIMG)で行ったほうが仕上がりが安定します。

アップロード前の軽量化チェックリスト(初心者向け)

 

Googleドキュで書いた原稿は、仕上げとして“軽量化”を必ず行うとトラブルを大幅に減らせます。

以下のチェックリストを順番に確認してください。

● 不要な装飾(色、複数フォント、下線)を削除する
● 見出し1・見出し2の階層を揃える
● 段落前後の余白を統一する
● 画像は長辺1280〜1600pxに縮小し、JPGで圧縮
● コピー元が異なる文章は「書式クリア」して統一
● 必要なら「別名保存」して余分なデータをリセット

特に最後の「別名保存」は効果的で、内部に残っている不要データが消えるため、アップロードが急に通ることがあります。

初心者ほど「そんなに大事?」と思いがちですが、原稿が軽いほどKDPはスムーズに処理できます。

Googleドキュは無料で扱いやすい反面、細かい装飾が蓄積しやすいツールなので、最後の仕上げを習慣化することが安定化のコツです。

 

Googleドキュメントを使うメリット・デメリット【KDP視点で比較】

 

Googleドキュメントは無料で使えるうえ、編集の自由度が高く、KDPの原稿作成でも十分活用できます。
ただ、実務で使ってきた経験から言うと「向き不向き」がはっきり出やすいツールでもあります。
ここでは、KDP出版におけるメリット・デメリットを整理し、他のツールとの違いも分かりやすく解説します。

 

Googleドキュメントを使うメリット(共同編集・クラウド保存など)

 

Googleドキュメントを使う際の全体フローを整理したい場合は、『 GoogleドキュメントでKindle出版する方法とは?無料でできる手順と注意点を徹底解説 』も参考になります。

 

Googleドキュメントの最大の強みは、クラウド上で自動保存されることです。
パソコンが突然落ちてもデータが消えないので、初心者ほど安心感があります。

 

また、共同編集ができるため、外注や複数人での制作と相性が良い点も魅力です。
自分が執筆中でも、外注ライターや編集者がリアルタイムでコメントを付けられます。
KDP出版は案外「チェックの時間」が長くなるので、この仕組みは実務で非常に便利です。

 

もう一つのメリットは、余計な機能が少ないことです。
Wordよりも画面がシンプルで、誤操作による複雑なスタイル崩れが起こりにくいのが特徴です。
特に初心者は「余計な設定に触らない方がエラーが起きにくい」ため、このシンプルさが大きな強みになります。

 

さらに、PC・スマホ・タブレットのどれからでも編集でき、KDP用の原稿を隙間時間で整えられるのも実務上ありがたいポイントです。

 

デメリット:装飾や画像が多い原稿では崩れやすい点

 

一方で、Googleドキュメントは「装飾の多い原稿」には向いていません。
太字・色・段落設定を細かく使い始めると、DOCXに変換したときに見た目が崩れるケースがあります。

 

とくに、画像サイズや回り込み設定を複雑にすると、KDPアップロード時にレイアウトが乱れやすくなります。
Googleドキュメント上ではきれいに見えても、DOCXに変換した瞬間にズレることは珍しくありません。

 

これはGoogleドキュメントが「軽量なWebエディタ」として設計されているためで、Wordほど精密なレイアウト管理を想定していないからです。
そのため、Googleドキュメントで原稿を作る場合は、装飾を最小限に抑えるシンプル構造が安定します。

 

もう一つのデメリットは、EPUB書き出しに公式対応していない点です。
最終的にはDOCXへ変換する前提となるため、変換後のレイアウト確認は必須です。

 

Word・有料エディタとの比較(KDP出版での向き不向き)

 

KDPで安定した原稿を作りたい場合、最も相性が良いのは現状Wordです。
WordはKDPが想定しているスタイル構造と近いため、見出しの階層や段落情報を正確に渡しやすいからです。

 

一方、Googleドキュメントは「文章量の多い原稿」「シンプル構造の本」と特に相性が良いです。
軽い操作感で執筆スピードが上がるため、文章中心のKindle本なら十分戦えます。

 

Scrivener・Ulysses などの有料エディタは、長編向けの整理機能やEPUB書き出しが強みです。
ただ、初心者には機能が多すぎて、使いこなすまで時間がかかる人も多い印象です。

 

まとめると、以下のような向き不向きになります。

・Googleドキュメント:シンプルな文章中心の原稿向け
・Word:最も汎用的でKDPとの相性が良い
・有料エディタ:長編や複数書籍の制作をする中級〜上級者向け

 

また、Googleドキュメントを使う場合は、最終的な見た目確認のためにWordを併用する人も多いです。
KDPの仕様は更新されることもあるため、不確かな点は必ず公式ヘルプをチェックしながら進めてください。

 

GoogleドキュメントでKDP出版する際のよくある質問

 

Googleドキュメントでの原稿作成は手軽ですが、KDP特有の仕様を理解しておくとトラブルを避けやすくなります。
ここでは、実際の出版サポートでよく質問されるポイントをやさしく整理しました。

 

直接EPUBを書き出すべき?DOCX変換で十分?

GoogleドキュメントにはEPUB書き出し機能もありますが、KDPが公式に推奨しているDOCX形式の方が、初心者にはトラブルが少ない印象です。

EPUBでの入稿も可能ですが、その場合は内部構造や言語設定などを自分で管理できる中級者以上向けと考えた方が安心です。

実務上、EPUB書き出しは便利な反面、内部構造が複雑になりやすく、言語設定や見出し階層のズレによって、KDP側でエラーや警告が出るケースを何度も見てきました。

その点、DOCXはKDPが公式に推奨している形式で、Googleドキュメントからの変換も比較的安定しています。
特に初心者の方は、まずDOCX経由でアップロードする流れを選んだ方が、トラブルが少なく出版作業がスムーズに進みます。

 

縦書き原稿はGoogleドキュメントで作成できる?

 

結論として、Googleドキュメントは縦書きに公式対応していません。
原稿全体を縦書きで仕上げたい場合、Googleドキュメントだけで完結させるのは難しいのが現状です。

実務では、縦書き原稿を作成したい著者はWord、Pages、または縦書きに対応した日本語向けエディタを使用しています。
Googleドキュメントを下書きに使い、最終整形だけ別ツールに移すパターンは多く、これは私自身もよく採用する方法です。

なお、縦書きEPUBには独自のレイアウト調整が必要なため、慣れるまでは縦書き対応ソフトを使う方が安定します。

 

紙の本(ペーパーバック)原稿にもGoogleドキュは使える?

 

Googleドキュメントでペーパーバックの下書きを作ることはできますが、最終原稿の作成には不向きです。

理由は、ペーパーバックには「ページサイズ」「余白」「ノンブル(ページ番号)」など印刷特有の要件があり、Googleドキュメントでは細かい制御が難しいためです。

実務では、
・Googleドキュメント=文章作成・共同編集用
・WordまたはPDF編集ソフト=最終レイアウト調整
と役割分担する方法がもっとも安定します。

電子書籍だけならGoogleドキュメント単独でも問題ありませんが、紙の本まで見据える場合は早めにWordなどへ移すと効率的です。

 

まとめ|GoogleドキュメントでもKDP出版は問題なく可能

 

Googleドキュメントは無料で扱いやすく、共同編集にも強いため、KDP出版の原稿作成ツールとして十分使えます。

ただし、縦書きや紙の本のレイアウトなど、専門的な操作が必要な場面では別ソフトを併用する方が確実です。
まずはGoogleドキュメントでシンプルに整え、KDP推奨のDOCX形式でアップロードする流れを基本とすると、初心者でも安定した出版ができます。

 

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【著者:石黒秀樹のプロフィール】

Kindle出版サポート歴5年。
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サポートメンバー全体で累計5,000冊以上の出版実績があります。(2025年時点)

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