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KDPを使っていると、「2段階認証」や「ワンタイムパスワード(OTP)」の入力を求められる場面があります。

まず押さえたいのは、KDPへの通常のサインインと、「アカウント」ページへ入るときの2段階認証は別に扱われるという点です。

ログインできたあとに認証コードを求められても、設定の不具合とは限りません。

コードが届かないときは、送信先の電話番号、SMSの受信環境、別の認証方法という順に確認すると原因を切り分けられます。

ここでは、2段階認証の仕組みと設定手順、コードが届かない場合、登録した電話番号を使えない場合の対処までを順番に整理します。

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KDPの2段階認証は「アカウント」ページへ入るときに求められる

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KDPの2段階認証は、アカウント情報へアクセスする際の確認を追加する仕組みです。

パスワードの入力に加えて、一時的に発行または生成されるOTPを確認します。

KDPを開くすべての場面で毎回コードが必要になるわけではありません。

通常のサインインと2段階認証は同じではない

KDP公式では、KDPへの通常のサインイン自体には2段階認証は不要と案内されています。

一方で、KDPの「アカウント」ページへアクセスするときには2段階認証が必要です。

「KDPへログインできたのに、そのあと認証コードを求められた」という状態は、この違いによるものです。

場面 2段階認証の扱い
KDPへの通常サインイン 2段階認証は不要
KDPの「アカウント」ページへアクセス 2段階認証が必要
アカウントページでOTPを求められた場合 指定された方法でOTPを取得して入力

KDP公式の案内は、KDP公式の2段階認証ページでも確認できます。

OTPはパスワードとは別に使う一時的なコード

2段階認証で使うOTPは、普段のAmazonアカウントのパスワードとは別のものです。

OTPの取得方法は、次の3つが用意されています。

  • テキストメッセージ(SMS)で受け取る
  • 音声通話で受け取る
  • 認証アプリで生成する

SMSと音声通話は、登録された電話番号あてにセキュリティコードが送られます。

認証アプリの場合は、アプリ側に表示されたコードをそのまま使います。

いずれの方法でも、2段階認証用の固定パスワードを新しく覚える仕組みではありません

認証画面では、その都度取得したOTPと普段のパスワードを取り違えないように入力してください。

KDPの2段階認証を設定する手順

KDPで使う2段階認証は、Amazonアカウントの「ログインとセキュリティ」から設定します。

KDP側とAmazon側で、同じ設定を二重に行う必要はありません。

手順 行うこと
1 Amazonアカウントの「ログインとセキュリティ」を開く
2 「2段階認証(2SV)の設定」を開く
3 電話番号または認証アプリを設定する
4 受信または生成したOTPを入力する
5 予備の認証方法を登録する

Amazonアカウントの「ログインとセキュリティ」を開く

KDPで使用しているAmazonアカウントの設定画面を開き、「ログインとセキュリティ」から「2段階認証(2SV)の設定」へ進みます。

KDPとAmazonで同じメールアドレスとパスワードを使っている場合、ここでの設定がそのまま2段階認証に適用されます。

注意したいのは、KDPの画面に表示されている電話番号だけを見て判断しないことです。

認証に使われる電話番号は、Amazonアカウント側に登録されているものです。

SMS・音声通話・認証アプリから受け取り方法を選ぶ

設定画面で、自分が利用できるOTPの取得方法を選びます。

SMSまたは音声通話を選ぶ場合は、登録した電話番号で実際にコードを受け取れる状態かを先に確かめておくと、設定の途中で止まりにくくなります。

認証アプリを選ぶ場合は、アプリに表示されたOTPを認証画面へ入力します。

KDP公式では、認証アプリの例としてGoogle AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorが挙げられています。

認証アプリは携帯電話基地局との通信がなくてもOTPを生成できるため、SMSを受け取りにくい環境への備えにもなります。

受け取ったOTPを入力して設定を完了する

SMSまたは音声通話を選んだ場合は、届いた6桁のセキュリティコードを入力欄へ入力します。

認証アプリを設定した場合は、アプリ側に表示されているコードを使います。

認証後にKDPの「アカウント」ページへアクセスできれば、その場面での2段階認証は完了です。

サインインと認証の流れは、KDP公式のアカウントへのサインイン案内でも確認できます。

予備の電話番号や認証アプリを登録しておく

認証方法を1つの電話番号だけに限定すると、その番号を使えなくなったときに詰まりやすくなります。

KDP公式でも、追加の電話番号や認証アプリなどのバックアップ方法を登録しておくことが案内されています。

2段階認証用には、最大2つの電話番号を追加できます。

機種変更や電話番号の変更を予定している場合は、変更前に予備の方法を登録しておくと切り替えがスムーズです。

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認証コードが届かないときの確認順

コードが届かない場合は、何度も再送する前にどの電話番号へ送信されているのかを確認します。

そのうえで、受信環境、別の認証方法の順に切り分けます。

確認順 確認する内容
1 表示されている電話番号が自分の番号か
2 SMSや通話を受信できる通信状態か
3 Amazonアカウント側の2段階認証用番号が正しいか
4 別の電話番号や受信方法を使えないか
5 通信事業者側でSMS受信が制限されていないか
6 認証アプリを使えないか

表示されている電話番号が自分の番号か確認する

OTPの送信画面には、送信先の電話番号が表示されます。

現在使っている番号と違う場合は、KDPプロフィールだけでなくAmazonアカウント側の設定を確認してください。

2段階認証で使われる番号は、KDPのアカウント情報へ入力した電話番号と同じとは限りません。

KDP側の番号を新しくしただけでは、2段階認証用の番号が更新されたとは判断できないためです。

SMSの受信環境と通信事業者側の制限を確認する

電話番号が正しければ、次はコードを受け取れる環境かどうかを確かめます。

端末の通信状態に加えて、SMSの受信が制限されていないかも確認対象です。

通信事業者側の設定によって、セキュリティコードを受け取れない場合があります。

受信制限や迷惑メッセージのフィルタを設定している場合は、その内容も見直してください。

コードが届かないというだけで、電話番号そのものが間違っていると決めつける必要はありません。

音声通話や認証アプリなど別の方法へ切り替える

SMSで受け取れないときは、同じ方法を繰り返さず、音声通話や別の電話番号、認証アプリへ切り替える方法を確認します。

認証アプリを設定済みであれば、アプリに表示されているOTPをそのまま使えます。

追加の電話番号を登録している場合は、そちらで受け取れないかも試してください。

複数の取得方法を用意しておくと、1つが使えない状況でも認証を進められます。

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OTPが「無効」と表示されるときの対処

コードは届いているのに無効と表示される場合は、使っているOTPが最新かどうかと、受信から入力までの時間を確認します。

複数届いた場合は最新のOTPを使う

再送を繰り返すと、複数のOTPが届くことがあります。

その場合は、古いコードではなく最新のOTPを入力してください。

SMSの到着順が前後することもあるため、受信時刻を確認してからどのコードを使うか判断します。

入力した数字が届いたコードと一致しているかも、あわせて見直しておきましょう。

受信したOTPは10分以内に入力する

KDP公式では、SMSなどで受信したOTPを受信後10分以内に入力するよう案内されています。

時間が経ったコードを使っている場合は、新しいOTPを取得し直してください。

再取得したときは、それ以前に届いていたコードと混ざらないよう注意します。

コードが届くまでの所要時間は状況によって変わるため、到着の早さから不具合を判断することはできません。

登録した電話番号を使えないときの対処

機種変更や解約などで登録番号を使えない場合は、再送を繰り返しても解決しません。

まず別の認証方法を使えるか確認し、それも使えなければ2段階認証の回復手続きへ進みます。

KDPの電話番号と2段階認証用の番号は別の場合がある

KDPのアカウント情報に登録した電話番号を変更しても、2段階認証用の番号が同じように更新されるとは限りません。

表示されている番号に心当たりがないときも、最初にAmazonアカウントの「ログインとセキュリティ」を開いて、登録されている番号を確認します。

予備の電話番号や認証アプリを設定していれば、そちらへ切り替えて認証できないか試してください。

この違いを把握しておくと、KDP側の電話番号だけを何度も変更するという遠回りを避けられます。

どの方法も使えない場合は2段階認証の回復手続きへ進む

登録されている電話番号へアクセスできず、ほかの認証方法も使えない場合は、アカウント回復を検討します。

画面に表示される案内に沿って、必要な手続きを進めてください。

手続きが完了するまでの期間は状況によって異なります。

なお、KDPの「アカウント」ページへ入るために必要な2段階認証は、無効化して回避することができません。

2段階認証以外の理由も含めてKDPへ入れない場合は、KDPにログインできない原因と対処法で原因を切り分けてください。

回復手続きでも解決しない場合は、KDPサポートへの問い合わせ方法を確認して連絡します。

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【著者:石黒秀樹】

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